大野豊

大野豊とは、広島東洋カープで活躍した元プロ野球選手である。

概要

1976年、ドラフト外で入団。左投左打。軟式野球出身という非常に変わった経歴を持つ。

80年代～90年代のカープの左のエース。100勝100セーブ達成者。

140キロ代後半の速球に加えて、多彩な変化球を駆使する姿から「七色の変化球」と形容されていた。

非常に息の長い選手で在籍年数は22年。引退時の年齢は43歳。「中年の星」ともいわれていた。

引退時に以下の言葉を残し、球場全体から（対戦相手の横浜ファンからも）大歓声を浴びた。

「我が選んだ道に、悔いはなし！」

ちなみに、引退した年の防御率は2.91（投球回は43.1）。引退試合で投げたストレートは最速146キロを記録した。（相手は左殺しで有名な横浜中根仁。結果は空振り三振。）

2010～12年まで古巣であるカープのコーチを務めてた。現在は評論家として活動中。

2013年、プレイヤー部門表彰で野球殿堂入りを果たす。

通算成績

通算22年 登板数707　投球回2231　148勝100敗138S　防御率2.90 奪三振1914

受賞タイトル

• 沢村賞 (1988年)
• 最優秀防御率 (1988、1997年)
• 最優秀救援投手 (1991年)
• 野球殿堂入り (2013年)

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関連項目

• プロ野球選手一覧
• 広島東洋カープ