天地を喰らうII 赤壁の戦いとは、本宮ひろ志原作の三国志漫画を元にしたカプコンのアーケード用アクションゲームである。
プレイステーションやセガサターンに移植され、近年では携帯アプリ用にも移植されている。
ファミコンにも天地を喰らうIIがあるが、あちらはロールプレイングゲームである。
→天地を喰らうII 諸葛孔明伝
カプコンがかつて数多く開発していたベルトスクロールアクション作品の一つで、博望坡の戦いから赤壁の戦いまでの全9ステージである。店側の設定によるが、「エイリアンvs.プレデター」同様に一人~三人までの同時プレイが可能。
使用できるプレイヤーキャラととなる武将は、五虎大将の関羽、張飛、趙雲、黄忠、魏延の五名。
「赤壁の戦い以前の劉備陣営に黄忠と魏延はまだいないだろ」とか「五虎大将なのに馬超が涙目すぎる」などと突っ込むところはあるが、細かいことは気にしてはいけない。
ボスとして現れる武将は曹操軍の将軍が大半だが、オリジナルの女性刺客三人組(この三名のみあきまんがデザイン)や、呂布が登場したりする。
その他は雑魚として大勢の雑兵が現れ、大勢を相手に一人~三人の少数で戦う様は近年の「真・三國無双」シリーズを髣髴とさせる。
難易度は高めで、初心者はステージ1の李典を討ち取ることはできても、ステージ2の夏侯惇(初心者キラー)で終わることが多い。しかし、プレイが上達すれば比較的楽にワンコインクリアすることができ、一回のプレイで一時間くらいは遊ぶことができる。
ベルトスクロールタイプのアクションゲームの中では人気は高く、今現在でも天地を喰らうIIを置いているゲーセンを見かけることがある。
余談であるが、特定の武器や技でとどめを刺すと首が飛んだり胴体が真っ二つになったり、肉塊になったりと、グロ描写が多い。セガサターン版では描写も忠実に再現されているが、プレイステーション版ではこれらの残酷な描写はカットされている。
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最終更新:2024/03/29(金) 07:00
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