天城ハルトとは (テンジョウハルトとは) [単語記事]

天城ハルトとは、遊戯王ZEXALの登場人物である。

聞かせてよ！もっと概要を！

遊戯王ZEXALに登場するキャラクターで、天城カイトの弟。CVは三瓶由布子。
幼さの残る容姿で、年齢も遊馬たちよりも下である（と思われる）が、目はどこか虚ろな感じを漂わせており、悲鳴を聞きたがる性格をしているなど精神を病んでいるようにも見える。
兄とは違い、彼も観月小鳥と同じくデュエリストではない。尤も、デュエルを行う描写がないだけでこれから先デュエリストとしてのハルトが見られる可能性も考えられなくはないが。

初登場は兄のカイト共々、第13話より。謎の老人Dr.フェイカーに従うMr.ハートランドの指示の元、ハートランド中からオボット達が集めてきたゴミの中で悲鳴を上げながらの登場という兄に負けず劣らないインパクトを放っての登場となった。アストラル世界へ攻撃をかけるためにハルトの力が必要で、そのためには大量のゴミが必要であるらしい。作中でも、何度かアストラル世界を破壊するべく行動を見せているが（Mr.ハートランドに曰く、「仕事」らしい）、あんな大量のゴミの山の中にいれば、精神を病むのは当たり前だろうという気もするが。
また破壊活動をしていない時はカイトに付き添われながら介抱されている様が確認できる。カイトと遊馬が最初にデュエルを行った際にそのデュエルが中断する事となった背景にハルトが体調を崩したという原因があるため、アストラル世界への破壊行動とは心身共にかなりの負担を強いるものであるらしい。
というかそもそもあれだけのゴミの山の中にいれば、超能力に関係なく誰でも寝込まざるを得なくなるだろ。普通。

空間内の物質を消滅させるという謎の力を持ち、Mr.ハートランドの側近であるゴーシュ達にも少なからず危険視されているらしい。「こいつの精神こそ暗黒空間だッ！こいつの心の内がバリバリ裂けるドス黒いクレバスだッ！」
そして前述の能力と合わせて、ハルトの力を狙う者はDr.フェイカー（Mr.ハートランド）に限らずトロン一家など少なくないようだ。恐らくは今後も現れるのだろうか。
また自らの叫び声をカイトの元へ届ける事もできるようだが、こちらについては超能力などとは無関係に兄弟の絆のような描写であるとも受け取れる。もっとも、カイト以外にもアストラルがハルトの叫びを聞いたような描写もあるがこちらについては不明。

カイトやハルトの回想でもカイト達兄弟の過去が断片的に登場しているが、ハルトの持っているアストラル世界へ干渉する何らかの謎の力に目を付けられた事でハルトはMr.ハートランドの一派に拉致され、カイトもまた弟の為に協力を強いられているのではないかという事が判明している（カイトはこの境遇を、「俺は悪魔に魂を売った」と称している）。
このため、カイトがナンバーズカードを集めるのも自らの意志ではなくハルトを救うために不本意ながら活動しているのではないかとも考えられるが、カイト達兄弟にどのような過去があったのか、それは現状では推測しかできないためストーリーが進行するのを待つしかないようである。

好物はホットチョコレートとキャラメル。アニメだと回想の中でカイトにもらったキャラメルが一部では角砂糖に見えたとも言われているが、包装紙付きのキャラメルである。3個か？甘いの3個ほしいのか？
ちなみにホットチョコレートとはココアの事だが、ココアとは日本でのみ通用する名前であり、海外ではココアは専ら「ホットチョコレート」と呼ばれている。やはりロマンチストの気があるんですかカイトさん？

やがてMr.ハートランドの元を去ったハルトは遊馬たちと出会い、遊馬やアストラルたちと心を通わせるが、「ハルトを迎えにやってきた」と称する何者か（Ⅴ）によって連れ去られ、Mr.ハートランドの次はハルトの力を欲するトロン達に利用される事になってしまう。
「ハルトをカイトに無事に会わせる」という約束を交わした遊馬はその約束を果たすためにカイトと共に行動、やがてⅢとⅣのタッグデュエルでも、呉越同舟タッグとなった遊馬とカイトが「ハルトを助け出す」という共通の目的の元で共同戦線を展開、ひいてはカイトとハルトの絆の力で「超銀河眼の光子龍」を召喚、辛くも勝利を収めている。
ハルトの存在が、遊馬とカイトの仲が円滑に進むための一助となっているようであるのは間違いない。

余談だが、ハルトを演じている三瓶由布子はハルト以外にも、オボミーナ・シャイニング・ロマノフことオボミの役でも兼役で出演している。カイトを「ヘタクソ」などと言ったりはしてないけど。

ニコニコ動画におけるハルト

上記のエピソードにおいて遊馬以外に誰にも姿が見えない（声も聞こえない）はずのアストラルの姿がハルトにも見えている事が判明、そのときにハルトがアストラルを見た際の第一声「寒くないの？」という台詞が、今まで遊馬たち登場人物や視聴者達が誰も突っ込まなかったであろう部分にツッコむという要素とハルト自身の素朴な疑問というミスマッチさが受け、寒いギャグや「書いた本人はウケると思っていたレス」への切り返しとして早くも掲示板などで定着しはじめているようだ。
勿論、気に食わないレスを見たからといって無闇に書き込みすぎると掲示板そのものが寒くなったりイリアステルが掲示板を修正にやって来る事もあるようなので、ご利用の際は空気を読んで。