天才戦術家ヘレナ

天才戦術家ヘレナとは、DMMのブラウザゲーム『千年戦争アイギス』及びその関連作品に登場するキャラクターである。レアリティはプラチナ。イラストはあのにむ氏。

概要

	クラス	レアリティ	コスト	アビリティ	スキル
CC前	前衛戦術家	プラチナ	16～11		基本戦術・陣地防衛←→基本戦術・反転攻勢
CC後	前衛軍師		19～14
第一覚醒	武人軍師			火力支援指揮	基本戦術・陣地防衛←→基本戦術・反転攻勢 ↑↓ 応用戦術・堅守強攻
第二覚醒	大軍配者		16～11

性能

イベント「妖魔の女王と戦術の天才」の報酬ユニットであるプラチナ前衛戦術家。同クラスの中でも支援に特化した性能を持つまさに指揮官型ユニット。

彼女のスキル基本戦術・陣地防衛/反転攻勢は自身が攻撃しなくなる代わりに自軍全体にバフをかけるというもの。防御バフの陣地防衛と攻撃バフの反転攻勢のスイッチ型なので扱いにやや工夫が必要だが、倍率・持続・回転のバランスは良い。覚醒スキルの応用戦術・堅守強硬は自身が攻撃しなくなるのはそのままだが、遠距離ユニットに攻撃バフ、近接ユニットに防御バフをかける非スイッチ型になる。近接ユニットで受け止めて遠隔ユニットで焼きつつ回復力も強化、という手堅い戦術を強力にサポートできるようになり強化倍率も上がるが、CTは大幅に悪化するのでここぞというところに使おう。第二覚醒の分岐は大軍配者で本人の戦闘能力はさほどではないので攻撃しなくなるデメリットはそれほど気にならない。

アビリティの火力支援指揮は砲術士、パイレーツ、マーチャントの攻撃力を強化する配置バフ。彼女のモデルと目されるナポレオンが砲兵士官だった事に因んだものだろうか。

自身より後に配置するユニットのコストを軽減できる前衛軍師はトークン職とのコンボが有効だが、ヘレナはアビリティの強化対象であるマーチャントとの相性が抜群。ヘレナ→マーチャント→マーセナリートークンと配置していく事で低コストで序盤の布陣が完成する。

デイリー復刻の対象となっており容易に入手できる為、お手軽な前衛軍師として非常に優秀である（ただし彼女の真価を発揮する為にはコスト下限かつ第二覚醒後である事が望ましく、完成までの道のりはなかなか大変）。

キャラクター

二角帽と紅いマントと軍服からナポレオンをモデルにしたと推測されている。ヘレナという名はナポレオン最後の地であるセントヘレナ島から取られたものであろう。戦いに破れ幽閉されたナポレオンが失意の裡に没した島の名を冠するのは縁起が悪いのでは……？

額縁に入れて飾っておきたくなるような見事なドヤ顔の持ち主で、泣き黒子がチャームポイント。2018年10月に第二覚醒グラフィックが実装されたが、覚醒イラストのドヤ顔が忘れられず覚醒絵のままにしている人も多いとかなんとか。

「「天才」の肩書」、「ドヤ顔」、「ナポレオンがモデルなのに名前が幽閉地ヘレナ」とこれでもかとばかりに残念な天才キャラになるフラグを満載している彼女だが、あにはからんやアイギス界屈指の有能キャラである。

イベントで初登場した時はゴブリンクイーンによって催眠されゴブリンを率いて現れ、イベントキャラが敵に操られるパターンに慣れた王子たちに「またか」と思わせたが、実はそれはあくまで演技であり、催眠される際とっさにナイフで自分を傷つけて痛みによって洗脳を防いだ彼女は獅子身中の虫としてゴブリン軍を壊滅させるため操られた振りをしていたのだ。しょっちゅう魔物に騙されたり操られたりするアイギスキャラとは思えない有能振り

その思惑通りゴブリン軍を王子軍に対して間違った戦法でぶつけて甚大な被害を与えたものの、ゴブリンクイーンを始めとしたゴブリン軍がいまだ強力であると悟り、王子軍に身を投じる事を決意する。

普段は大仰な言葉遣いをしているが、これはあくまで指揮官としての威厳を保つためで本来の口調は女性らしい柔らかいもの。また、食いしん坊な側面もあるなど私生活では案外弱点も多い。彼女の信頼を得られれば、そう言った部分も見せてくれるだろう。

関連項目

• 千年戦争アイギス