太郎取扱説明書(タロウトリアツカイセツメイショ)とは、ともなりたかひろによるメタフィクション小説である。
青春小説の作中人物である〈太郎〉が、ミステリー小説、SF小説、恋愛小説、私小説など、様々な作品へと旅をしていく奇書である。
枠物語の形式を取り、上記の如くさまざまなジャンルの短編がはめ込まれている。
内容としては、現代の文壇に対する風刺が全編に幅を利かせている。作者曰く、「インディーズ文庫だからこそ書ける内容。」
作家志望のK君が文学新人賞の受賞作を読み、それが自分の応募作とまったく同一であることを発見する。なぜ、他人の作品として選ばれたのか?
その作品の主人公であった〈太郎〉とはいったい何者か?
小説家の意義と創作の意味を考える、すべての「小説家以前の人」へ贈る、実験的なメタフィクション。(帯文句より)
作者曰く、「本離れが嘆かれる昨今、読者数は減っていても、作者数の方は増える一方。それは昨今の文学賞応募数を見ても明らか。僕はそこを逆手にとって、作者の、作者による、作者のための小説を書こうと思った。」
『太郎取扱説明書』/ともなりたかひろ→http://indiesbunko.com/index.php?IB_taro
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最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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