主に千葉県山中に出没する。また、箱根山や富士山に出没したという噂もある。
小柄な体格でメガネをかけていて、山道を走行中の自転車に後ろから満面の笑顔で追いかけてくる。
また、まれに都市部にも姿を表し自転車どころか自動車を追い回したという噂もある。
偶然にも語るスレ>>70にて目撃者による証言が投稿されたので掲載する。
「アタシの知り合いに、N子ってのがいましてねぇ。」
「仮にNとしましょうか。部活のレースで山道を登っていた時の話なんです。」
「一応アタシはこれでも過去に大会優勝経験は幾つかしていて、同じく経験者のNと二人で先頭を競ってんですよ。」
「後ろの部員とは大きく引き離して、独走ってやつですよ。これはもうNとの勝負になるだろうなぁって思った時」
「気配がするんですよ、自分達の後ろから・・・何者かの・・・。」
「他の部員が追いつける訳がない。“先輩達の車かな?”って2人共思ったんですがねぇ、妙におかしい・・・。」
「ヒメ・・・ヒメ・・・って聞こえてくるんですよ、それもハッキリと。」
「妙だなぁ、おかしいなぁ、とそう思い、たまらず振り返ってしまった。」
「そしたら自転車に乗った少年が迫ってくるんですよ!眼鏡をかけていましたかねぇ・・・。」
「そんで眼があったら、“マッテヨォ……Iクン……Nクン…”って言いいながら迫ってきてんです、それも眼をかっと見開いた笑顔で!」
「アタシャ、ゾーーーーーッ!として、これはやばい、と思って脇目も振らず必死にペダルをこいだんですがね」
「もう逃げられたと思ったんですがねぇ、ふっと。隣を見たら、いるんだ、そいつが、笑顔で」
「しかも何か呟いてるんですよ。“タノシイ……ミンナトハシルト……タノシイヨォ……”って言ってんです。アタシゃ叫びそうになりました。」
「そこから先は記憶が朦朧として気付いた時にはゴールにいました。」
「これは後からNに聞いた話なんですがね、あの少年は山に住む妖怪なんだそうです。」
「あるんですねぇ、我々には理解できない、常識では考えられない事が。」
なお、似たような証言が箱根からも寄せられているが、こちらもまとまり次第、掲載する。
落ち着いてそのまま自転車に乗っていても、笑顔で並走されるので推奨はしない。
また自転車を止めても、少し追い抜いて立ち止まり、じっと見つめてくる。
1番有効な対処法は全速力で走ることである。全力で走行すると、すぐに追い抜きそのまま走り去ってくれる。
決して抜かれまいと踏ん張ってはいけない。「…好き好き…大好き…」と謎の詠唱とともに更に速度を上げてくる。
もっとも、基本的に害はないので、身の危険を心配する必要はない。
掲示板
提供: ゆんなの
提供: 五月雨
提供: コジローdx
提供: アイン不破
提供: ニコニ広告
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/28(金) 19:00
最終更新:2025/03/28(金) 19:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。