姫路バイパス

姫路バイパスとは、国道2号線のうち兵庫県高砂市から揖保郡太子町をバイパスする自動車専用道路である。

概要

1990年に全車線供用開始。2000年に料金徴収を満了した無料道路であり、西は加古川バイパス、東は太子竜野バイパスと接続する。両バイパス、第二神明道路、阪神高速道路が構成する阪神・播磨臨海地域一大バイパス郡の一つ。

バイパスされる姫路市内の国道2号線は

• 横断するなら国道2号線、縦断するなら国道312号線というくらい交通が集中する。
• 交通が集中するため、路地から車が流入して本流が進まない。
• 二級河川「市川」を横断するため橋梁（「市川橋」）に交通が集中、渋滞する。
• 道路のおおよそ三割ぐらいが姫路駅前の交通規制で一方通行（と迂回の代理県道）のため流れが悪い。

といった要素を含んでおり、非常に混雑するため一区間といった短い距離でもバイパスを利用する場合がある。
市内の近距離移動に加え、相生市や高砂市・加古川市への流出、逆に姫路市への流入など中距離の移動、
阪神高速道路、播但連絡道路へのアクセスといった長距離移動など、 何かあればバイパスを使うので大変渋滞する。

姫路バイパスにどれだけ車が走っているかというと、高速道路並どころか国内屈指の交通量を誇る。
11.8万台/日という数値は一般国道・自動車専用道路としては突出して多く、国道2号線全線で最多、高速道路を除いた兵庫県下の道路でも首位という混雑ぶりで首都高都心環状線に匹敵する交通量である。 また、県民性（神戸側を除く）からか事故が多く、朝から有事なんて起これば全線どころか隣のバイパスまでぶち抜きで車列が止まる。マジやめろ

道路について

基本情報

• 総距離：18.4km
• 開通：1970年
• 車線数：4車線（姫路南-高砂西のみ6車線）
• 速度制限：全域70km/h

沿革

• 1966年－事業化
• 1970年－施工
• 1975年－二車線（一部四車線）で暫定供用
• 1985年－四車線で供用。　太子竜野バイパスが開通
• 1990年－姫路南～高砂西が六車線化
• 1994年－償還
• 1995年－兵庫県南部地震より復旧
• 2000年－無料化

各位置関係

東側・大阪方面
阪神高速道路　3号神戸線
第二神明道路
加古川バイパス
姫路バイパス	高砂北ランプ
	高砂西ランプ
	別所ランプ／別所ＰＡ
	姫路ＪＣＴ／播但連絡道路
	姫路東ランプ
	市川ランプ
	姫路南ランプ
	中地ランプ
	姫路西ランプ／姫路ＳＡ
	太子東ランプ
太子竜野バイパス
西側・岡山方面

関連動画

関連項目

• 兵庫県
• 姫路市
• 国道2号線
• 加古川バイパス
• 太子竜野バイパス
• 姫路河川国道事務所
• 平成22年度　全国道路・街路交通情勢調査（道路交通センサス）