宇佐美いちかとは (ウサミイチカとは) [単語記事]

概要

1月7日生まれの中学2年生の少女。髪型は明るい茶色のツインテールで、根元はイチゴ型の髪留めで縛っている。瞳の色は赤。

スイーツ、特にショートケーキが好きで、明るくお調子者。口癖の「ホイップ・ステップ・ジャーンプ！」にあるように、うれしいとウサギのように跳びはねるクセがある。いつの間にやら「なんですとー！」「～ですぞ」と言っていたりもするが。打ち解けたら親友にニックネームをつける事があり、ひまりは「ひまりん」、あおいは「あおちゃん」と呼んでいる。

もっとも、失敗ばかりでへまもすることがあり、第1話から早速ケーキ作りに失敗するなど、料理もあまり上手ではない。そういえば先行して登場した『魔法つかいプリキュア！』最終話でモフルンの形をしたムースケーキ作ってるときに皿割れた音したよね……今後大丈夫かな。また、一度決めたら猪突猛進というか、妖精達の工房に空きスペースがあるのを見てそこに店を開こうと思い立って一気に行動したり、シエルのスイーツのできばえに感動してジャンピング土下座してまで弟子入りを懇願することも。

とはいえ、直感が優れているらしく、「キラっとひらめいた！」とそのひらめきを活かしたデコレーションやアニマルスイーツ作りが行われていくようで。そんな彼女が出会った妖精のペコリンと共に、スイーツ作り、そして悪の妖精との戦いが始まることになるのだった。

‐元気と笑顔を！レッツ・ラ・まぜまぜ！‐

「キュアホイップ！できあがり！」

今回のプリキュアは「伝説のパティシエ」。スイーツに宿る元気の源「キラキラル」の力を自由自在に使うことができ、みんなを笑顔にするためにスイーツ作りをしていたと伝えられている。変身の際には「スイーツパクト」に想いの力によってキラキラルの結晶と化した「アニマルスイーツ」をセットし、「キュアラモード・デコレーション！」と唱え、パクトにあるボウルを「まぜまぜスティック」で混ぜることで光のクリームを纏って自らをデコレーションする形で変身する。

そして、この作品の重要な点として「拳による肉弾戦を封印」と謳われていること。「キラキラキラルン、キラキラル！」と唱えながらボウルを混ぜることでキラキラルの力を増幅させた「クリームエネルギー」と呼ばれる力を生み出し、それを使って敵と戦うことになる。ただ、2話目でいきなりクリームを体に包んでキックかましてましたけど。クリーム（物理）になってしまうのか？まあ暮田公平 SDによればこのようなクリームを使ったりといったスイーツモチーフのエフェクトを用いるなど、アクション描写についていろいろ試行錯誤するようなので楽しみでもありますが。

とはいえ、これまで通りのアクション描写は健在、ウサギモチーフだけに抜群の跳躍力があるほか、聴力も優れており、それを活かしたアクションも見せている。

また『映画プリキュアドリームスターズ!』を含めて開始当初はそれらしい決め技・必殺技がなく、単純にクリームエネルギーを使って浄化していたが、第11話になってようやく人々のスイーツを大切に想う心によるキラキラルから生み出されたキャンディロッドを使うことになり、これにより個人技と5人の力を合わせた合体技を駆使することになる。さらに第32話からは、100年前のいちご坂でノワールと戦っていた古のプリキュア・ルミエル（CV：安野希世乃）の意思を受け継いで生み出されたキラキラルクリーマーも使って戦う。