宇多良カナリアとは、メディアミックスプロジェクト『クオリディア・コード』に登場するキャラクターである。主要キャラの1人で、ライトノベル『そんな世界は壊してしまえ』のヒロイン。
湾岸防衛都市・東京の次席に付く女子生徒。個人ランキング10位。東京主席である朱雀壱弥を「いっちゃん」と呼ぶなど親しい関係にあり、何かとを気に掛けている。自称「壱弥の世話焼き係」。口癖は「困った時は笑顔」。
アンノウンの首都侵攻戦に巻き込まれた当時5歳の壱弥を同じくらい幼いながらも救った事もある。
世界を救うという信念のために無理しがちで、上から目線な性格故に衝突しがちな壱弥の人間関係のフォローに四苦八苦している。独断専行ばかりな壱弥を嗜める事も多く、あまり目立った効果は出てないが壱弥なりに聞き入れてもいる。
所有<世界>は歌唱によリ対象へ干渉する「ハート・ウォーミング」。友軍の運動能力や<世界>を活性化させ上昇させるのがメインの使い方だが、対象の身体能力を極限まで活性化させる事で動きを阻害させるのも可能。
超が付くほどのいい子な性格。常に笑顔を絶やさず、誰に対しても分け隔てなく接し、とてもポジティブ。努力し続ける頑張り屋さん。押しに弱く頼み事は断れない。そのいい子っぷりから周囲の人々からの好感度も高く、東京の生徒を中心に慕われていた。また、壱弥と同じく全ての人間を愛する信条を持つ。
主要キャラとの関係も良好で、神奈川主席の天河舞姫の事を「ひーちゃん」と呼び、壱弥が対抗心を燃やしているのとは逆に仲は良かった。逆に千種霞からは苦手とされていた。妹の千種明日葉曰く「お兄(霞)は相手の悪意の言葉にカウンターする事でコミュニケーションするから善意の塊であるカナリアは苦手」とのこと。
舞姫・明日葉からは「カナちゃん」と呼ばれている。また、壱弥からはたまに「バカナリア」とも呼ばれる。
カナリアはアンノウン襲来時の戦争で両親を亡くし、更にコールドスリープ中に落石事故によって無理やり睡眠(<世界>を形成する上で重要な「夢見の世界」)から覚醒させられた。そのためカナリアの<世界>の力は不安定で、本来ならアンノウンと戦えない程脆いものだった。この状態を何とか改善しようと色々試されたが結局上手くいかず、挙句周囲の研究者から「この世界で1番いらない存在」とまで言われてしまう。
以来「自分より価値が無い人はいない」「価値が無い自分は誰かを愛さないと生きている意味が無い」と考えるようになってしまい、全ての人を愛し、そのためには自分の全てを犠牲にするという、自己犠牲的な性格を形成した。
この負の面とでも言うべき部分はカナリアが東京次席になり誰からも認められるようになって以降は落ち着いている。
このアクシデントによって<世界>発現に関わる夢の内容を思い出せない。不安定な<世界>なため能力を使い過ぎると吐血して倒れてしまう。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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