『宇宙から来た転校生』(うちゅうからきたてんこうせい、原題 The Transfer Student from SPACE)とは、宗教法人立正佼成会の関連団体である学校法人佼成学園が、2002年くらいに製作したSF映画である。ジャンル的にはスペースオペラである。
佼成学園は1990年くらいから偏差値が下がり始めた。そのため大学実績を挽回するために、優秀な生徒を洗脳入学させたいという思惑のもと製作された。バックに宗教団体があるにもかかわらず、製作予算は少なく(噂では2500円程度)、上映時間は約20分と極めて短い。
「地球外の生命体との遭遇」という単純な設定だが、「宇宙人というものの存在意義」を教育的立場から再考するという極めて重いテーマを抱えた作品であり、学園紹介映画にも関わらず視聴者には高度な知性と感性が要求される。ただ、一般の視聴者や子供にも理解できるように、要所要所に丁寧に噛み砕いた解説があり、理解しやすくなっている。そのため「まるで映画の宝石箱だ!!」と、国内外問わず多くの大御所映画監督、批評家が大絶賛している。また、クトゥルフ神話の要素が取り入れられており、作中にその設定や用語はあまり見られないものの、人類以前の地球の旧支配者である脇坂秀樹氏の再来を、宇宙的恐怖をテーマにコミカルに描いている。
なお、本作ではCG、SFX共に当時最高峰の技術が使われている。本作のようなコンピュータグラフィクスと特撮とが巧みに融合してる例は数少なく、スターウォーズの監督ジョージルーカスとかも、もうベタ褒めしてるに違いない。
銀河系の遥か彼方、惑星N545は滅亡の危機にさらされていた。いつの間にか乱れ始めた秩序がピークに達し、誰にも止める事が出来なくなったからなのだ。政府はこの事態を解決するには新しい教育制度を成立させるしかないと考え、一人の調査員を惑星外へと送った。あてのないまま、調査員を乗せた宇宙船は飛び立っていく。
一年後、調査員は青く輝く地球を見つけた・・・ 銀河の歴史がまた一ページ -ende-
この映画の主人公。N545惑星では外来語の教師をしていた。性格は明るくポジティブで、授業中寝ている学生に対し笑顔で近づいていき「頑張ろう!!」と手を握って来るので惑星N545の学生たちからはウザがれられている。口癖は「なんで~~~しでぐれないのがなぁ」。顎が邪魔で板書が出来ない。地球飛来時には地球人に偽装するため学生服にコスプレしているが、基本的には銀色のボディスーツの様な宇宙服を纏っている。この宇宙服は透過も出来るので、ただ単に学生服が着たかっただけのようである。超感覚知覚(テレパシー)能力者で、頭頂部に他の生命体の脳に進入するなにかしらの器官を持っている。またテレパシーで惑星N545と通信も出来る。両肩部分から指先までは宇宙空間歪曲航法(ワープ)を可能にするための器官が内蔵されており、ある動作を行うと瞬時に行きたい場所へテレポートすることが出来る。
脇坂秀樹氏が作品中で多用している、手を胸の前でクロスさせた後、「WARP!」といいながら人差し指を思い切り前へ突き出すポーズは、映画史に残る名シーンと言っていいだろう。
数年前までは、「宇宙から来た転校生」のビデオを佼成学園内の図書室で借りることが出来たが、現在はビデオの貸し出しスペース自体が無いので借りることが出来るのかは不明である。
続編となる、「帰ってきた転校生」を作るという話が2009年にあったが、2011年9月現在製作状況は不明である。
脇坂秀樹氏は2011年春、佼成学園の女子高バージョンである佼成女子校へ異動となった。その後の彼は誰も知らない。
2011年夏、佼成学園も最近流行り()の韓流に便乗し、校訓を「行学二道」から「行学ニダー」に変更した。
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最終更新:2024/03/29(金) 07:00
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