安室透とは、少年週刊サンデー連載『名探偵コナン』の登場人物である。
公式スピンオフ『名探偵コナンゼロの日常(ティータイム)』では主人公。
安室透としての初登場はコミックス75巻『File.9 プライベートアイ』
色黒で茶髪が特徴の私立探偵。ある事件で眠りの小五郎の推理を聞き、己の未熟さを感じて毛利小五郎に弟子入りした(授業料を支払うという条件付き)。現在、探偵業と並行して毛利探偵事務所下の喫茶ポアロでアルバイトをしながら小五郎に師事している。
整った容姿、持ち前の明るさと人懐っこさで周囲に溶け込む。
多彩な特技や高い運動能力、蘭にも指摘される切れ者で、コナンに匹敵するほどの推理力を持ちながら、小五郎に弟子入りするなど謎が多い人物。ボクシングの心得があるらしい。
2016年春公開、映画第20弾『純黒の悪夢』にて映画初登場。截拳道の使い手赤井秀一とボクシングで渡り合った。
2018年春公開、映画第22弾『ゼロの執行人』ではメインキャラクターを務めた。
キャラクターのモデルは『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイ(CV:古谷徹)、名前の由来はアムロ(安室)+古谷氏の名前(とおる)より。
色黒+茶髪(漫画的に言うと顔トーン、髪ベタ無し)のレギュラーキャラはコナン史上初。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
シェリー探索のために動き出した、情報収集及び観察力・洞察力に恐ろしく長けた探り屋。
ジンからはシャーロック・ホームズのような探偵(65巻File.8 静かなる戦い)、ベルモットからは組織随一の洞察力(90巻File.7 裏切りの行方)と評される。
バーボンはまず、組織のボスの許可の下、赤井秀一の死亡を確認するため赤井秀一に変装して出没し、ジョディ・スターリングなど彼の関係者の反応を探る。その中で銀行強盗犯に捕まったコナンを助け、米花百貨店の爆弾事件の推理を小五郎へメールするなどしている。
結婚を控えた小五郎の同級生の婚約者から浮気調査の依頼を受けた探偵・安室透として登場した際、ウェイターとして式前のパーティ会場へ潜入、その時起きた事件であえて未熟な推理を披露し、小五郎に弟子入り。その後その目的はシェリー捜索のためということが判明する。
毛利探偵事務所のパソコンからシェリーがベルツリー急行に乗車すると知り、シェリー抹殺計画のためベルモットともにベルツリー急行へ(このときの赤井秀一の変装はベルモットによるもの)。宮野志保と対面して自らバーボンと名乗り出て、身柄を確保(ベルモットとしては殺害の予定だった)しようとするが、何者かの手榴弾による妨害をうけ、貨物室に備え付けられた大量の爆弾(ベルモットが仕掛けたもの)で宮野志保を死なせてしまう。この時の宮野志保は、コナンの依頼で宮野に変装していた怪盗キッドであり、キッドは爆発直前に脱出している。列車降車後は手榴弾を投げてきた赤井秀一にそっくりな男のため、ベルモットに赤井秀一殺害前後の資料を要求した。この一件でコナンは安室透の正体がバーボンであると気づく。
その後姿を隠すだろうというコナンの考えに反し、再び安室透として登場。コナンが警戒する中、バーボンもまた眠りの小五郎=コナンと見破り、コナンとバーボンの探りあいが始まる。
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安室透とは喫茶ポアロで働く私立探偵であり、その裏の顔は黒の組織の探り屋でコードネームはバーボン。
さらにその真の正体は、警察庁警備局警備企画課「ゼロ」(通称:公安)に所属、黒の組織に潜入調査している公安捜査官・降谷零。4年前(25歳)にはすでに黒の組織でバーボンとして活動している。
ミステリー・トレイン後、再び現れた安室は目的を伏せながらもベルモットの協力を得て探り始める。
組織の構成員、楠田陸道の保有車内の飛沫血痕(拳銃)、楠田が車内で拳銃自殺したなどの手がかりを得て、楠田の遺体を使ったコナンと赤井の遺体すり替えトリックを看破。赤井が生きていると確信したバーボンは宅配業者と偽りつつ公安警察の部下を引き連れ、赤井が変装していると睨んだ沖矢昴が住む工藤邸で沖矢、そして沖矢に裏から指示を出すコナンと対峙した(『緋色シリーズ』)。
工藤邸ですり替えトリックの謎解きを披露しつつ、来葉峠に現れたジョディ、キャメルを公安警察の部下に追跡させる。しかし工藤邸にいた沖矢はコナンから指示を受ける工藤優作の変装であり、赤井秀一はあらかじめキャメルの車に乗り込み、来葉峠へ逃れていた。赤井が公安警察の車へ発砲し、追跡が不可能に。さらにコナンに知られていた子供の頃のあだ名は「ゼロ」という情報から本名・降谷零ということがバレてしまう。その際、赤井には自分の身柄を引き換えに組織の中心に食い込む算段ではないかと指摘されるが、組織ではなく、公安警察の部下を連れていたあたり降谷の真意は定かではない。
『緋色シリーズ』完結を持ってコナンとお互いを認め合い、『バーボン編』は終了するが、その後も安室透として喫茶ポアロで働きながら探偵を続けている。『ガールズバンドシリーズ』では赤井の妹・世良真純と対面、警視庁公安部に所属していたコードネーム・スコッチの死が赤井との因縁の原因と判明。『裏切りシリーズ』ではバーボンとしてベルモットと「RUM」に関わる「ASACA」を調査。スコッチの死への流れも判明する(組織に公安とバレてしまい追い詰められたスコッチは現れたライ(赤井)から拳銃を奪う。拳銃を奪われた赤井は逃亡の手助けを持ちかけながら拳銃のシリンダーを抑えることでトリガーを封じるが、スコッチを案じて駆け付けた安室の足音に気を取られる。その隙をついてスコッチが胸ポケットの携帯電話ごと撃って自殺した)。
作中数少ない公安警察キャラクターであり、また彼に関わるキャラクターも殆どが鬼籍に入る人物達である。
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最終更新:2025/04/19(土) 03:00
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