宋家豪とは (ソンチャーホウとは) [単語記事]

宋家豪（Chia-Hao Sung、ソン・チャーホウ1992年 9月6日-）とは、台湾出身のプロ野球選手（投手）である。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスに所属。

概要

2014年にU-21ワールドカップに台湾代表として出場した。2015年には統一セブンイレブン・ライオンズから指名されたがこれを拒否し、オフにプレミア12に出場した。10月20日には東北楽天ゴールデンイーグルスと育成選手契約を結んだ。背番号は143で、登録名はソン・チャーホウ。

2016年は終始二軍で過ごし、オフに育成選手契約を1年延長、また登録名を漢字表記の「宋家豪」に変更した。

2017年は第4回WBCにチャイニーズタイペイ代表として出場した。シーズンでは二軍で登板していたが、7月31日に支配下選手登録された。背番号は94。8月11日のオリックス・バファローズ戦で2番手としてデビュー。1回2失点だった。この年は5試合に登板した。オフに背番号を43に変更。

2018年は外国人枠の関係で一軍と二軍を行き来する。中継ぎとして登板を重ね、一時期抑えを務めたがセーブがつくことはなかった。40試合の登板で5勝3敗6ホールド、防御率1.73だった。

2019年は開幕からセットアッパーを務め好投していたが、6月に打たれる試合が続き二軍落ち。8月に復帰後は主に便利屋として起用された。合計で2ヶ月ほど一軍にいなかったにもかかわらず48試合に登板、3勝2敗24ホールドの成績を挙げた。

2020年は開幕直後に一軍昇格したが、勝敗に関係ない場面での登板が多くなった。8月に4試合連続で失点するなど過去2年に比べて安定感を欠き、9月下旬に二軍落ち。10月に復帰したが打たれ、38試合で防御率6点台に終わった。

2021年は安定し、オールスターゲームに選出される。松井裕樹が故障で離脱した後は併用ながら抑えで起用され、7セーブを挙げた。63試合の登板で3勝3敗7セーブ24ホールドを記録した。

2022年は54試合の登板で4勝2敗20ホールドを記録した。

2023年は第5回WBC チャイニーズタイペイ代表に選出された。シーズンでは不調もあり二軍落ちしたが、二軍調整を経て5月に一軍に昇格した後は復調。9月17日のオリックス戦で通算100 ホールドを達成。49試合の登板で2勝1敗16ホールドを記録した。

憧れの選手は郭源治。100 ホールドを目指せと言われている。