宗資国 / 宗助国(1207?~1274)とは、鎌倉時代に活躍した武将である。
対馬宗氏は大宰府の府官の一支流で、対馬の在庁官人・惟宗氏と考えられている。やがて13世紀中ごろ鎌倉幕府勢力と結びつき、武士化したようだ。
宗資国は確実に史料に見える最初の人物であり、対馬国守護・地頭を兼ねた少弐氏の地頭代として対馬に在島していた。
そんな対馬に文永の役の時モンゴル・高麗連合軍の最初の襲撃が行われたのである。『八幡愚童訓』によると、わずか80余騎の手勢しかなく、使者を派遣したが攻撃され、応戦。この小茂田浜の戦いで多くの一族とともに戦死したようだ。しかし蒙古襲来の方は郎党によって大宰府に報告され、小茂田浜神社をはじめあちこちに慰霊群が残っている。
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最終更新:2024/04/25(木) 05:00
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