PSO2のエリュシオンと流星棍という武器の弱体化修正の理由にある「容易に高いダメージを出すことができてしまう」という一文から抜粋したもの。そもそもこの武器の特性を活かすためにはいろいろな準備が必要なため、「容易」という文章に一部のユーザーから反感をかった。
国産オンラインRPG"ファンタシースターオンライン2"(以下PSO2)内における、戦闘バランスの修正が事の発端である。
2014年9月16日、戦闘バランスについて、以下の様な書き出しで修正が発表された。
開発チームで引き続き戦闘バランスについて検討した結果、以下の問題により、強さに偏りが発生していることを確認しております。
潜在能力「戦技昂魂」を解放し、かつファイターのクラススキル「ダブルセイバーギア」を習得している場合、大量のかまいたちを発生させることができてしまい、容易に高いダメージを出すことができてしまう。>また、大量にかまいたちを発生させることにより、表示がおかしくなるなどの不具合を誘発させてしまう
潜在能力「無心の形」において、容易に高いダメージを出すことができてしまう
誠に申し訳ございませんが、上記の問題は今後のアップデートへの影響が大きいものとなりますため、下方修正が必要であると判断いたしました。
つきましては、以下の下方修正を2014年10月中に行う予定です。
この中で、容易に高いダメージという言葉がユーザの逆鱗に触れ、今回のような騒動が起こっているのである。
具体的な基準は一切発表されていない。
ゲーム全般を通して求められるアクション操作は、シンプルである。
しかし、高いダメージを出すためには様々な条件を整えることが必須である。
などが求められている。
ゲームマネー・プレイ時間ともに莫大な費用が必要とされていて、誰もが気軽に、容易な高いダメージを出せるような環境ではない。
オンオフ問わず、ゲームバランスの修正は頻繁に行われるものである。
しかし、PSO2が始まった当初、ディレクターは「下方修正は容易に行わない」と言っていた。
また度重なるアップデートと修正にたいして、ディレクターは「長い年月を見て慎重なバランス調整を行っていく」などとブログにて明言。
また、 PSO2の2周年を記念したオフラインイベント PSO2放送局♯22 –感謝祭2014スペシャルin札幌- にて、エピソード3という新章に突入するに際し
などと発表。
しかしエピソード3に突入し、蓋を開けてみると
そして、今回の修正となっている。
テクニックカスタマイズや装備の強化については、上述した通り膨大なゲームマネーが必要とされる。
今回の修正発表のタイミングが、
新章突入+様々なテクニックやスキルツリーの改変+新職実装+強化合成キャンペーン
の後である。
様々な要素を楽しみ、プレイを確立し、意気揚々と装備を揃えた後の下方修正となるため、ユーザの怒りを余計に買うことになってしまった。
新章突入後、下方修正が行われた・予定されている項目は約6項目である。
半年前から「慎重なバランス調整と、開発チームの連携を行っていく」はずであったのに対し、プロデューサは
今回の問題については、バランス調整の最終段階における、各パートの連携や確認がまだまだ不足していたことが問題点だったと考えております。
と述べている。また一方で、慢性的に続いているラグについては
しかし、現状のラグは大きな一つの原因ではなく、複合的要因で起きている問題と思われ、この対応をおこなえば決定的に解消される、と言う策はない状況です。
現在問題と思われる箇所を発見し、一つ一つ対応を入れていく事を行っております。ラグにつきましては、決して楽観視していたり、問題視していないわけではありません。
開発としてもできるだけ快適にゲームを楽しんでいただけない状況が続くことは心苦しく、早くラグを軽減したい、と考えている事はご理解いただければと思います。
姿勢こそ見せているものの、それに合う成果が出ていないのが現状である。
ブログやイベントなどで公言した内容をコロっと変えてしまい、あまりにも遅すぎる時期・修正内容に振り回された結果である。ユーザの一喜一憂が、怒りに変わってしまったのだ。
ユーザーが感じる環境と、運営が想定する環境との間に、深いギャップが生じていた。
それを端的に表現した言葉が「容易に高いダメージ」であったのだ。
歴史を振り返ると、1か0かの調整しか行われてない。修正されたものは1強になるか、趣味でしか使えないレベルに落とされ、そのまま職業自体が下火になってしまったパターンばかりである。
半年かけて調整が行われると言われてから今に渡り、様々な修正が行われてきている。今回の告知の対象職もそれ以外も、いつなにがどうなるのかわからない。
10月8日、新マップの追加や武器の追加などのアップデートと共に、修正が適用された。
運営の宣言通りの修正が行われ、一部は深い悲しみに包まれながらも乗り換え先や妥協の提案、自虐や諦めを行っていた。
一方で、兼ねてから修正を宣言されていたガンナーについて、大幅な弱体化が行われた。
ダメージソースとなるパッシブスキルの倍率が160%から110%に変更。
それに対する上方修正は、PA(発動する技・モーション値)倍率は上昇しているものの
全クラスの底辺に一気に躍り出てしまい、
他クラスからは「下には下がいるから」「傷の舐め合いができるクラスがいるから」
などと言われてしまう始末。ガンナーは絶望の淵に追い詰められてしまった。
結果として、蓋を開けてみれば予想外の修正が待ち受けており、運営の宣言通りの修正以外にも
"容易に高いダメージ"とは関係がなかったガンナーが大幅な下方修正を受けてしまった結果となった。
TGS2014にて、「DPSの平均化」を基にした修正と平均化、将来を見据えたゲームメイクだと発言していた。
(出典:【電撃PS】電撃警備保障が贈る『PSO2』開発陣公開インタビュー)
今回の修正では、特にガンナーに至っては、他クラスとのバランスを考えた調整が行われたとは到底考えにくい結果となってしまっている。
しかし、15日にガンナーのバランス調整について多くの方にとって実感できない調整であったと公式発表され、近・中距離を中心とした戦闘クラスとしてガンナーを位置付けるようにPAやスキル「パーフェクトキーパー」の発動条件緩和などというバランスの再調整が10月中に行われることになった。今後の動向が注目される。
容易に高いダメージに関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
255 ななしのよっしん
2022/06/20(月) 06:24:51 ID: E532wSkltK
容易罪ってそこまで環境を整えるまでのコストは全く考慮されてないんだよな
Elを容易罪ってマジでエアプの所業だったよ
256 ななしのよっしん
2022/09/22(木) 19:41:10 ID: E1/Z9w8VxX
最近はwarframeでも容易罪が適用されて、リアルマネーや多大なプレイ時間かけて強化した武器が産廃にされ、Steamでの評価が一気に低下したとか。
257 ななしのよっしん
2024/04/23(火) 10:52:48 ID: 24OaSKfNuB
2024年現在も容易罪で下方修正が入るという始末
またテクカスLv10にはするにはかなりの素材が必要である点等
10年経っても同じ事の繰り返しで呆れる
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 23:00
最終更新:2024/04/25(木) 23:00
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