富山凌雅とは (トミヤマリョウガとは) [単語記事]

概要

オリックス・バファローズ #128
富山凌雅
基本情報
国籍	日本
出身地	和歌山県御坊市
生年月日	1997年 5月3日
身長体重	178 cm 84kg
選手情報
投球･打撃	左投左打
守備位置	投手
プロ入り	2018年ドラフト4位
経歴
九州国際大学付属高等学校トヨタ自動車オリックス・バファローズ(2019年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から兄の影響で軟式野球を始め、5年生の頃から硬式野球を本格的に始める。

中学校3年時に日中友好親善野球大会の日本代表メンバーに選出される。

高校は福岡県の九州国際大学付属高等学校へ進学。高校2年時から2年連続での夏の甲子園大会にエースピッチャーとして出場。3年時には清宮幸太郎在籍の早稲田実業高校に敗れはしたものの準々決勝まで勝ち進んだ。この活躍で注目されたもののドラフトでは指名されず。

卒業後、トヨタ自動車に就職。2年目の社会人野球日本選手権大会では2試合に登板。特に先発登板した準決勝では8回無失点の活躍など、13回1/3を投げて18奪三振、無失点の活躍でチームの優勝に大きく貢献。この活躍でプロのスカウトの評価を一気に上げる。

翌年は調子を落とし評価を下げたが、2018年ドラフト会議でオリックス・バファローズから4位指名を受け入団した。背番号は28。

2019年は二軍で14試合24イニングを投げ4勝2敗、防御率3.00の成績を残した。シーズン終盤の9月26日の北海道日本ハムファイターズ戦で一軍デビュー。初登板は2イニング打者6人をパーフェクトに抑えてみせた。最終成績は1試合に登板し防御率0.00、奪三振2を記録した。オフには西浦颯大、宗佑磨、佐野皓大らとともにオーストラリアのウィンターリーグへ派遣された。

2020年は開幕を二軍で迎える。8月末にチームの成績不振により中嶋聡二軍監督が一軍監督代行に就任すると、即一軍に昇格。以降はリリーフ陣の一角として登板を重ねていき、8月23日、埼玉西武ライオンズ戦でプロ初ホールドを記録した。18試合の登板で0勝2敗2ホールド、防御率4.42、奪三振34の成績を残した。

2021年はオープン戦から好成績を残し初めて開幕を一軍で迎えた。左のセットアッパーとして活躍しチーム最多の51試合に登板、オリックスの25年ぶりの優勝・日本シリーズ出場に大きく貢献した。また、5月30日の東京ヤクルトスワローズ戦ではプロ初勝利を挙げた。51試合の登板で2勝1敗20ホールド、34奪三振、防御率2.72だった。

2022年はキャンプ中に新型コロナウイルスに感染し、復帰は3月19日となったため開幕を二軍で迎える。一軍初登板は4月28日となったが、8試合で防御率11点台と結果を残せず二軍に降格。その後の一軍の昇格はなかった。戦力外通告を受けた後トミー・ジョン手術を受け、11月15日にオリックスと育成選手契約を結んだ。背番号は128。

テイクバックの小さいスリークォーターで、キレのあるボールを持ち味としている。

社会人時代に元プロ野球選手である細山田武史とバッテリーを組んでおり、様々なアドバイスを受けたと語っている。

大家族の育ちであり14人兄弟の6番目の子供（三男）。姉が3人、兄が2人、弟が8人いる。