富樫稙泰(?~?)とは、戦国時代の武将である。
父親だった慈顕が早世していたために、おそらく永正元年(1504年)までに富樫氏の家督を継いだ。
祖父・富樫泰高から一向一揆の名目上の君主と化した存在だったが、永正の一揆はもはや彼のコントロール下になく、権威すら失いつつあった。
かくして、朝廷に富樫介の補任を依頼する。摂津元直を介して行ったこれだったが、対応した中御門宣胤は、富樫介って何?どこの国の介?加賀なら加賀介のほうがいいんじゃないの?レベルの認識であったようだ。かくして、いったん差し戻しされた後、経緯は全くわからないが、失敗したのは確からしい。
葛西晴重の上洛の協力などは依頼できていた富樫稙泰だったが、享禄4年(1531年)の享禄の錯乱で富樫泰俊と一緒に加賀を追われてしまう。以後、どうなったのかは全くの不明。
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最終更新:2025/08/01(金) 20:00
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