小俣

小俣（おまた、こまた）とは、日本の苗字、地名である。

苗字としては山梨県東部に非常に集中している苗字となっており、上野原市、大月市でそれぞれ2番目、都留市で4番目に多い苗字となっている。

武家の小俣氏は清和源氏足利氏の一族。足利泰氏の子、小俣賢宝が小俣氏を称した。下野国足利郡足利荘小俣（現栃木県足利市小俣町）発祥。その後、小俣氏4代目小俣尊光の弟、小俣義弘が甲斐へと移り、土着した。この為現在山梨県に小俣姓が多くなったとされる。

曖昧さ回避

人名

実在の人物

• 小俣蠖庵（江戸時代の篆刻家、書家、画家）
• 小俣喜久雄（近世芸能研究者）
• 小俣真一（アニメーター）
• 小俣進（元プロ野球選手　現役時代は広島東洋、巨人、ロッテ、日本ハムに所属）
• 小俣政男（医学者）
• 小俣雅子（アナウンサー、エッセイスト）

地名

• 栃木県足利市小俣町
• 群馬県安中市小俣
• 新潟県村上市小俣
• 三重県伊勢市小俣町 ※読みは「おばたちょう」
  • 小俣駅(三重県)

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧