小島太

小島太とは、JRAの元騎手・元調教師である。

概要

1947年4月11日生まれ、北海道斜里郡小清水町出身。

1966年3月デビュー。7月に初勝利を挙げる。

翌1973年にはサクライワイで函館3歳ステークスを制し、重賞初制覇。78年にはサクラショウリに騎乗して日本ダービーを早くも制覇。
これと前後して境勝太郎調教師の長女と結婚するが、境調教師はさくらコマースという馬主の馬、通称「サクラ軍団」を管理しており、「サクラ軍団」の主戦騎手として活躍する事になる。
83年にはさくらコマースと500万円の騎乗契約を締結。ヨーロッパでは当たり前の馬主と騎手の間の専属契約締結ではあるが、日本において特定の馬主と長期騎乗契約を交わすのは異例の事であった。

87年に一度絶縁状態になるも、復縁し、1988年にサクラチヨノオーで自身二度目の日本ダービー優勝を果たす。
そして93年にはマイル王サクラバクシンオーの手綱を握り、94年の同馬引退レースとなるスプリンターズステークスではレコードを叩き出した。
その勢いのまま95年もサクラチトセオー・サクラキャンドル兄妹で天皇賞（秋）とエリザベス女王杯を制するが、この時、翌1996年2月25日の引退が発表されており、惜しむ声が上がった。

1997年、定年により引退した境勝太郎調教師の厩舎を引き継いで自身の厩舎を開業。
2000年にイーグルカフェがNHKマイルカップを制し、GI初勝利、翌年にはマンハッタンカフェが有馬記念を含むGI3勝。

だがこれ以降、GI馬は現れないまま、2018年2月28日付けで定年の為、調教師を引退した。

関連動画

関連リンク

• 伝説のジョッキー　第13回　　「華」のある名優　小島太 - JRAホームページ

関連項目

• 競馬
• 騎手の一覧
• JRA
• 小島太一 - 息子