小林公夫とは、大学や中学・高校の受験指導を専門とする教育者。とくに医学部の受験対策を得意とする。法律分野の学者(刑法学者)でもある。ラジオDLとしても活動。FM栃木(エフエム栃木)で受験相談のレギュラー番組を持っており、メインのパーソナリティとしてレギュラー出演している。ラジオ等に出演する際の芸名は「ハカセ公夫」。
小林公夫のプロフィール・経歴は以下の通り。
名前 | 小林公夫 |
芸名 | ハカセ公夫 |
性別 | 男性 |
出身地 | 東京都 |
在住地 | 東京都、栃木県、北海道 |
職業 | 法学者、作家、ラジオパーソナリテー |
得意分野 | 医学部受験の指導 子供の勉強法の助言 |
その他の業務 ※過去の業務も含む |
私立医科大学医学部医学科で医事法制の講義を担当。医療過誤論、安楽死論などを講義。 |
レギュラー番組 | 「ハカセ公夫の受験ホットほっとライン」 |
趣味 | 天体観測 |
最終学歴 | 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。法学博士(医事刑法、医事法、生命倫理) |
専門分野 | 刑法など |
所属学会 | 日本刑法学会 日本生命倫理学会 |
◆「ハカセ公夫の受験ホットほっとライン」
FM栃木(RADIO BERRY/レディオ・ベリー」。
番組名は「ハカセ公夫の受験ホットほっとライン」。
毎週木曜放送。
15分という短い番組だが、医学部受験のポイントや、大学入学共通テストの傾向などをコンパクトに解説しており有益である。また番組の末尾では毎回、「ハカセの言葉」として、本人が選んだ受験生に勇気を与える言葉を紹介している。その中にはパスカルやへッセなど偉大な思想家、作家の言葉が含まれるほか、本人のオリジナルな言葉も紹介されている。毎週木曜日夜9時半から9時45分で放送。
本の題名 | ジャンル | 出版社 |
「『勉強しろ』と言わずに子供を勉強させる法」 | 子供の勉強法・教育法 | PHP新書 |
「『勉強しろ』と言わずに子供を勉強させる言葉」 | 子供の勉強法・教育法 | PHP新書 |
「わが子を医学部に入れる」 | 医学部受験、医者になる方法 | 祥伝社新書 |
「本物の医師になれる人、なれない人」 | 医者になる方法 | PHP研究所 |
「東大生・医者・弁護士になれる人の思考法」 | 医者になる方法、弁護士になる方法、東大受験 | ちくまプリマー新書 |
「中学受験に合格する子の親がしていること」 | 子供の勉強法・教育法、中学受験 | PHP研究所 |
「子供のための苦手科目克服法 小学校の勉強から中学受験まで」 | 子供の勉強法・教育法、中学受験 | PHP新書 |
「治療行為の正当化原理」 | 刑法、医事法 | 日本評論社 |
「大コンメンタール刑法第3版第2巻」 | 刑法注釈書 | 青林書院 |
小林公夫は30年以上にわたり、中学受験、医学部受験、司法試験受験など幅広い受験生の指導に当たり、多くの合格者を輩出する。
医学部専門予備校クエスト、医学部受験予備校インテグラ、家庭教師のトライなどで医学部生物、医学概論の講義を担当している。
父兄向けの講演会を積極的に開き、日本の教育改革に熱心に取り組む。
大学入試対策に関する著書も多数執筆している。
小林公夫の著書・本に関する評判・評価・レビューはこちら。
https://booklive.jp/focus/author/a_id/7620
小林公夫さんはこれまで大学の受験指導を通じて、さまざまな子どもを見てきました。その経験から、できる子どもの多くに共通しているのは、親などからポジティブな言葉がけをされて育っていることだそうです。
ポジティブな言葉とは、子どもの存在をあるがままに肯定したうえで、子どもが自ら成長する力を信頼し、後押しをするような言葉をいいます。
なぜ、ポジティブな言葉が子どもを伸ばすのか。小林公夫さんは次の3つの理由を挙げています。
(1)肯定されることで安心感が生まれ、意欲が強まる。
(2)意欲が強まれば自らの力で解決策を見出そうとするようになる。
(3)それが習慣化すれば、自らの力で成長していける子どもになる。
これは、小林公夫さんが提唱する「できる子」の4要件「能動性」「継続性」「粘着性」「論理性」とも合致しています。
すなわち、親などからかけられるポジティブな言葉が、長い年月を経て、こうしたプラスの性質を育む、ということなのです。
逆にネガティブな言葉をかけられて育った子どもは、自己肯定感が低く、勉強への取り組みも徐々に悪くなっていきます。
また、他者にも平気でネガティブな言葉をかけるようになり、適切な人間関係を築くことが困難になります。
社会に出ると、価値観を異にする他者との協調がより一層重要になります。将来、有能な職業人として活躍するためにも、ポジティブな言葉で育てることが大切であると、小林公夫さんは述べています。
小林公夫さんは以前、100人弱の大学生をゼミで教えていたときに、「自分の長所を3分間考えて、できる限り挙げてごらんなさい」という課題を出したことがあるそうです。学生側の反応は、意外なものでした。
短所ならすぐ思いつくけど長所はなかなか思いつかないと、多くの学生が答えを探しあぐねていたのです。理由を聞くと、「これまで長所を指摘された記憶があまりない」との答えが返ってきたそうです。
この結果には、謙遜を重んじる日本人の考え方が少なからず影響を与えているのでしょう。しかし、そうした点を差し引いても、日本の学生は控え目すぎると、小林さんは指摘しています。
小林さんによれば、こうした学生の態度には、外国の親と日本の親の差異が関係していいます。日本の親が自分の子をあまり褒めない傾向にあることが影響しているのではないか、といいます。
そこで小林さんは、親に対して、子どもがスランプのときは「自分の長所をできるだけ挙げてごらん」という言葉がけをしてほしいとアドバイスしています。
言葉がけで問う内容は、勉強面の得意、不得意に特化した話ではありません。「明るく友だちが多い」「泳ぎが上手い」「足が速い」という答えでもよいのです。たとえば、子どもが自分の長所として「友だちが多い」ことを挙げたとしたら、それはそれで素晴らしい、ということです。
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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