小林邦昭とは (コバヤシクニアキとは) [単語記事]

小林邦昭とは、なぜか長州力から「サンペイちゃん」と呼ばれる、マーシャルアーツ式のパンタロンがトレードマークのプロレスラーである。

概要

「新幹線の食堂全メニュー制覇」ばかりが話題になるが、これは山本小鉄の「オレがおごってやるからなんでも好きなものを食え」という誘いに乗った結果であり、本人はスーパースター・ビリー・グラハムの肉体を手本とし、引退後の今も節制とトレーニングを怠らず体調の維持に努めている。料理も得意で、新日の合宿所で腕を揮っている。

いきなり食の話題から入ってしまったが、アメリカス・ヘビー級、NWAインターナショナル Jr ヘビー級、世界 Jr ヘビー級、IWGP Jr ヘビー級のタイトルを獲得するなど実績も十分。初代・二代目タイガーマスクを付け狙う「虎ハンター」としてよく知られる。
小林邦昭といえば、やはりオリジナルのフィッシャーマンズスープレックス。ロープへ振って腹部にソバットを見舞っておいての一発がおなじみのムーブである。時には６発７発と連発し、時には開幕早々に相手に見舞い、また時には溜めて溜めてとどめの一撃に使う、など多彩な使い分けを見せた。
キレのいいフライングニールキック、走りながら手を叩いてタイミングを計り横っ飛びに飛んでいくトペ・スイシーダ（どちらも相手に躱されても着地出来る器用さがあった）、とヘビー級転向後も変わらぬ軽快な動きが持ち味であった。