小谷野栄一 単語

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コヤノエイイチ

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小谷野栄一(こやの えいいち、1980年10月10日-)とは、東京都出身の元プロ野球選手内野手)である。現在オリックス・バファローズコーチを務める。

概要

松坂世代の一人。ファンからのあだ名は「コヤノール」。

創価高等学校では3年に選抜大会に出場したが、2回戦で完封負けを喫した。

創価大学ではベストナインを4回受賞した。

2002年ドラフト5巡日本ハムファイターズに入団。背番号53

日本ハム時代

2006年パニック障害に見舞われ、打席に立つたびに吐き気や眩暈に襲われるような状態に陥り、部屋から出られないぐらいになったが、二軍コーチだった福良淳一と共にへと取り組んだ。現在全にできたわけではないが、これをきっかけに福良を恩師と慕うようになる。


2007年から一軍に定着し、中盤から三塁のレギュラーを獲得する。以降、堅実な守備力と勝負強い打撃で、日本ハムの「チャンスを逃さず守り勝つ野球」を体現した。
最大の特徴はその異常なまでの勝負強さ。ファンからは「得点マニア」「ミスターチャンテ」などと呼ばれている。2008年は実際に打率が.250前後なのに得点打率は3割をえていた。


2010年には高橋信二の不振でシーズン途中から4番に座り、打率.311、16本塁打ながら109打点を挙げて打点王を獲得した。20本塁打未満での100打点藤村富美男以来62年ぶり記録である。三塁の守備では、2009年日本シリーズで長打性の当たりを何度も防ぎ、優秀選手賞を受賞。2009年2010年と続けてゴールデングラブ賞を受賞し、名手として知られるようになった。


2011年は打撃不振と故障で中盤には4番を中田翔に奪われ、打率.237、5本塁打43打点レギュラー定着後最悪の数字に終わる。守備でも三塁手リーグ最多タイの15失策と精を欠いた。


2012年に2番か6番で起用された。打率は.228と前年よりさらに精を欠いたが、リーグトップの40犠打マークし、2年ぶりのゴールデングラブ賞を受賞した。


2013年は序盤は3番、中盤からは5番か6番を打った。打率.275と打撃面は巻き返したものの出塁率は.309と低く、守備ではリーグワーストの19失策と精を欠き、守りで足を引っる場面が立った。


2014年5月1日埼玉西武ライオンズ戦で右膝の靭帯を負傷し、長期離脱することになった。そのため84試合に留まった。オフFA権を行使し、オリックス・バファローズに入団した。背番号31。

オリックス時代

2015年は左脚の故障に苦しみ、55試合に終わった。4月26日日本ハム戦で通算1000安打を達成した。


2016年も左太もも裏の離れなどで故障に苦しみ、前年を下回る50試合に終わった。


2017年は一年間一軍に帯同し、130試合に出場し、打率.277、6本塁打、47打点記録した。


2018年は開幕から出場したが、故障で69試合の出場に留まっていた。9月27日に現役を引退することを発表した。10月5日福岡ソフトバンクホークス戦が引退試合となり、9回裏に代打出場。ショートゴロで現役生活を終えた。

引退後

2019年東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍打撃コーチに就任。背番号83。しかし1年で契約満了により退団。

2020年は古巣のオリックス・バファローズに戻り、二軍打撃コーチに就任した。背番号83。8月20日西村徳文監督の辞任に伴い、肩書きが二軍野手総合コーチに変更された。2021年からは野手総合兼打撃コーチ

応援歌

球団 レス No プレイヤー
日本ハム 応援歌のピコカキコ一覧 8649
8649
オリックス 応援歌のピコカキコ一覧#1262 13388
13388
引退試合 パシフィック・リーグの応援歌のピコカキコ一覧#117 16505
16505

年度別打撃成績

年度別打撃成績









































2003年 日本ハム 4 9 8 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 0 .125 .222
2004年 18 37 33 5 3 1 0 0 2 0 1 0 2 1 9 0 .091 .167
2005年 48 101 95 11 22 4 0 3 15 1 1 0 5 0 26 4 .232 .270
2006年 17 26 21 0 3 0 0 0 1 0 3 0 2 0 6 1 .143 .217
2007年 113 398 364 39 92 12 1 5 37 5 10 4 16 4 57 6 .253 .289
2008年 120 425 379 32 95 21 1 6 60 0 9 6 29 1 2 83 .251 .303
2009年 138 581 530 65 157 33 4 11 82 7 16 2 27 6 95 21 .296 .336
2010年 144 614 569 73 177 41 0 16 109 8 6 7 29 3 87 17 .311 .344
2011年 129 525 473 43 112 1 1 5 47 1 6 7 35 4 90 17 .237 .291
2012年 134 550 478 31 109 20 1 3 39 6 40 1 27 4 72 8 .228 .275
2013年 139 559 512 57 141 23 1 3 46 2 8 10 26 3 77 9 .275 .309
2014年 84 274 243 22 72 21 0 4 29 0 5 1 22 3 40 4 .296 .361
2015年 オリックス 56 206 183 19 54 9 0 4 22 0 5 2 13 3 22 7 .295 .410
2016年 50 189 177 14 44 6 0 4 13 1 8 0 3 1 30 3 .249 .350
2017年 130 506 470 41 130 14 1 6 47 0 3 2 28 3 60 13 .277 .349
2018年 70 258 230 19 48 9 0 1 17 0 4 0 22 2 41 4 .209 .283
NPB:14年 1394 5258 4765 451 1260 228 10 71 566 31 125 42 287 39 796 120 .264 .309

通算守備成績

機構 守備位置 試合 刺殺 補殺 失策 併殺 守備率
NPB 一塁手 393 1146 88 4 119 .997
二塁手 19 27 16 0 7 1.000
三塁手 1119 629 1760 93 142 .963
外野手 67 94 5 0 0 1.000

タイトル・表彰・その他

タイトル
最多打点 1回 2010年
ゴールデングラブ賞 3回 2009年2010年2012年
MVP 1回 2010年8月
ベストナイン 1回 2010年
札幌ドームMVP 1回 2010年
その他
オールスターゲーム出場 1回 2010年

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