小麦粉とは、小麦を挽いて作られる粉の事。うどん粉やメリケン粉ともいう。
イネ科コムギ属の一年草である小麦の種子の胚乳部分を製粉(穀粉)して作られる白色系の粉。
世界でもっとも生産量の多い穀物は小麦であり、その主な加工品である小麦粉は様々な食品の原料として使われる。
小麦粉の成分は8割ほどがデンプンで残りがタンパク質である。タンパク質の割合により特性が変わるためそちらを基準として種類が大別される。タンパク質12%以上が強力粉、タンパク質9%前後が中力粉、タンパク質8.5%以下が薄力粉となる。
他の種別分けとしては、小麦粉からデンプンだけを取り出したものは浮き粉と呼ばれる。
製粉時に小麦の胚乳部分だけでなく表皮・胚芽・胚乳すべてを製粉したものを全粒粉という。これは米でいえば玄米の状態から製粉したようなもので通常の小麦粉よりも栄養価に富む。全粒粉の一種であるグラハム粉は小麦の部位により挽く荒さを変えたもので、ざっくりした食感が得られる。
セモリナ粉(デュラムセモリナ粉)はデュラム小麦から作られる硬質の小麦粉で黄色味が強い。パスタ用として使用される。
また、とある世界では小麦粉を武器として使用するエリマキトカゲが発見されている。
(その他何かあれば追加して下さい)
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23 ななしのよっしん
2023/08/18(金) 16:38:40 ID: zEGDBb6yiK
>>22
伝来したと言われる弥生時代からずっと重要な作物ではあったけど、食べるためには粉に挽かなきゃいけないので手間がかかるということで、最初は粒のまま食べられる大麦や米より下に見られていたのよね。(大麦、小麦と言う名前も粒の大きさじゃなくて利用価値の差と言われている)
時代が下るにつれ製粉技術が上がったり利用方法が考え出されたりで地位が上がっていっていろんな小麦食が作られていったし洗練されてもいった。
24 ななしのよっしん
2023/09/19(火) 19:50:54 ID: J9JXqMaZOW
地域ごとに独特の小麦粉料理、うどんやおやきがあって日本の文化、経済史側面からみても面白いんだよね。特に江戸時代
大昔は手延べ麺が主流で江戸時代に入って木材加工技術の上昇とともに大型の一枚板が作れるようになってようやく包丁を使う今のうどんやそばが完成するって説なんかもあって面白い
25 ななしのよっしん
2023/10/02(月) 14:06:31 ID: /S8qlSSPnv
粉塵爆発のお供
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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