屋敷わらしとは (ヤシキワラシとは) [単語記事]

月明かり差し込む閑な館に居着く妖女。
今なお離れずにいるその姿を目にした者に訪れるのは幸か不幸か・・・

屋敷わらしとは、遊戯王OCGに登場するカードである。（一部遊戯王カードWikiより引用）

概要

チューナー・効果モンスター
 星３/地属性/アンデット族/攻 0/守1800
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その発動を無効にする。
●墓地からカードを手札・デッキ・ＥＸデッキに加える効果
●墓地からモンスターを特殊召喚する効果
●墓地からカードを除外する効果

「FLAMES OF DESTRUCT ION」(2018年 1月13日発売)で登場。
「幽鬼うさぎ」に始まる「妖怪少女」シリーズの4枚目であり、その例に漏れず「手札誘発」である。

既出の「灰流うらら」がデッキ干渉メタであるのに対して、このカードは墓地干渉メタと言える。相手の墓地利用を妨害するだけでなく、相手がこちらの墓地利用を妨害してきた際にその抑止力として役立つ。他の手札誘発に対して使われた「墓穴の指名者」を無効にできるのも利点だろう。

しかし、下記のような抜け穴が多数あり、それらの状況にも対応し得る「Ｄ.Ｄ.クロウ」「スカル・マイスター」「アーティファクト－ロンギヌス」など競合先が多数存在する。「灰流うらら」程どんなデッキにも入れられるとは言えず、環境によって評価が変わるカードと言える。

裁定について

「発動」を無効にする。「ダメージステップで発動可能」「発動後の制約が適応されない」など、「効果」を無効にする「灰流うらら」と処理が異なるため注意。
「召喚条件、発動条件のコストによるカードの移動」「召喚条件による墓地からの特殊召喚」「永続効果など発動を伴わない処理」といったチェーンブロックを作らない行為に対しては発動できない。