山口真美(やまぐち まみ)とは、ライトノベル『マリア様がみてる』及びそれを原作とするアニメの登場人物である。
新聞部編集長。築山三奈子の妹(プティ・スール)でもある。七三分けのショートヘアーがトレードマークで、ヘアピンで髪を留めている。暴走しがちな姉(グラン・スール)の三奈子とは対照的に、堅実でしっかり者。三奈子が新聞部を牽引していた1年生の頃は、たびたび姉の抑え役となる。
2年生に進級した際に、三奈子の後を継いで新聞部部長に就任。福沢祐巳や島津由乃、武嶋蔦子とクラスメイトとなる。三奈子がゴシップ記事による騒動から山百合会に警戒されていたのに対して、祐巳達とは友好関係を結び、山百合会と新聞部が親睦を深めたり、共に協力し合う関係を築き上げた。21巻「妹(スール)オーディション」の茶話会で、かねてから有力なルーキーとして目をかけていた高知日出実と姉妹になり、3年生になると部長の座を日出実に譲った。
蔦子とは相性抜群の名コンビであり、しばしば山百合会の取材を情報を得るのに協力し合う仲である。山百合会の信頼を得た上で、抜け目なく山百合会の情報をゲットするあたりは、姉直伝の採取力と言うべきだろうか。なお、リリアンの慣習のご多分に漏れず、祐巳をはじめ同級生からは「真美さん」と呼ばれている(でも、中の人はほむほむである)。
三奈子と違って、本編に大きく関わるようなエピソードは無いが、13巻「真夏の一ページ」の中編「おじいさんと一緒」で主役となる。この話は、トリックによるどんでん返しのラストとなっており、真美もまんまと一杯食わされてしまう。
カメラを外さない蔦子と同様、真美は取材のために、常にノートとペンを持ち歩いている。そんな彼女だが、なぜかノックボタンがカエルの顔になっているシャープペンシルを持ったイラストがよく見られる。実は原作を読んでもそのような文章は一度も出ておらず、あまりにも浸透したために、一時期はウィキペディアの人物紹介にも載せられるなど公式設定と思われていた。なぜ、このような設定が広まったのかはよくわかっておらず、一説には斎藤千和がちょうどこの頃「ケロロ軍曹」の日向夏美を演じていたからとも言われているが、真相は不明である。
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最終更新:2024/03/29(金) 00:00
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