山岸風花とは (ヤマギシフウカとは) [単語記事]

山岸風花とは、
アトラスのRPG『ペルソナ3』（無印/フェス/ポータブル）
の登場人物兼ヒロインの一人である。
CV:能登麻美子。

人物像

とある理由で同級生のギャルにいじめられていた。また、家庭環境に「自分の居場所が無い」と言うほど過度な期待を掛けられており、それらストレスで不登校がちだったことを受けて病弱という噂が流れたが全くの嘘。
ペルソナ使いとして認められて以後、主人公達の寮に入ってからはそういった孤独との戦いから解放され、悪く言えば地味だが、よく言えば普通で自由な学生生活を堪能している。

意外と手先が器用であり、文化部に所属（男性主人公（キタロー）の場合、主人公の所属と同じ）している中ではなかなか好評価を得ている模様。また、機械に強く、寮のロビーでノートパソコンを弄っている様子が見られるほか、ダンジョンでのアナライズに使うイヤホンを自作している。

ネタバレになるが、「コミュマックス時にもらえるアイテムもイヤホン。その名も風花特製イヤホンで、その性能たるや年中イヤホンマンの主人公をして、「これまでと比較にならないほどクリアなサウンドだ！」とまで言わせるほど。」

「女教皇」のアルカナのコミュニティ。主人公が男性主人公だと恋人になれる。
コミュニティイベントも料理エピソードで始まり、女性主人公（ハム子）の場合は彼女が立ち上げた料理同好会に参加、男性主人公は味見をすることとなる。
だが、料理の腕は……ペルソナシリーズの宿命に抗えず、壊滅的の一言。男性主人公編ではコミュニティ開始のために「食材が混沌と混ざり合っている」とされる弁当を口にするための“勇気”が必須ステータスとなっている。

ペルソナ

能力は索敵・探査に特化している。
本来は戦闘タイプペルソナを補助機能の詰まったバイクによって無理やりサポートタイプとして機能させていた桐条美鶴に代わってアナライズ・オペレーターを担う。
習得する技は、アナライズの強化版「ハイ・アナライズ」、階層移動時に若干体力を回復する「癒しの波動」、瞬時にダンジョンからの帰還を可能とする「エスケープロード」など。技表記にはないが、基本性能として敵の位置特定等もお手の物である。

また、風花（又は風花のペルソナ）を象徴するものとして、サポートスキル「オラクル」がある。
積極的な戦闘支援行動となるこの技は、一日につき一度のみ発動可能な大技で、「体力全回復」「SP全回復」「完全回復」などの強烈な効果が得られるもの。
決まれば状況を一発逆転に持ち込むことができる、ミラクルなオラクルである。
が、そこはアトラス、そんな美味い話ばかりなわけが無く、巨大なリスクも存在する。なんとこの技、一定確率で「味方全体力が1」という絶望的状況を引き当ててしまう事もあるのだ。
この技は意識しない限り出番が少なく、効果を見てみたいと興味本位で撃ったらいつのまにか死亡していた、
なんてことはザラにある（実体験）。
その時、この信託はまさしくヘル・オラクルとなってプレイヤーの涙を誘うだろう…

初期ペルソナ：ルキア
 風花を下腹部のドームの中に包む。裾の長いドレスを纏った女性型ペルソナ。
元ネタは後に聖ルチアと呼ばれるキリスト教の殉教者。キリスト教迫害とその激しい拷問の中で教義と貫いたとされる。
その拷問の中で眼球をくり抜かれた事実があり、視覚以外の要素で仲間をサポートする風花のポジションに通ずるところがある。
転生ペルソナ：ユノ
コミュニティを進めることで変化する女性型のペルソナ。
元ネタはギリシャ神話最高神ゼウスの妃、ヘラの別名。後発の作品であるが、我妻由乃の元ネタ。
非常に嫉妬深い上に早耳で、好色にして浮気性なゼウスが浮気した相手に苛烈な仕打ちをすることで有名。要するに「絵に描いたようなヤンデレ女神」。
岳羽ゆかりの初期ペルソナ「イオ」は典型的な彼女の被害者であったりする。
早耳という点からアナライズ用ペルソナとして抜擢されたと思われるが、それにしてはネタが重すぎやしませんかねぇ……