山崎まり(野球)

• プロ野球選手一覧　>　山崎まり
  

山崎まり(やまざき　まり)は、日本の女子プロ野球選手(内野手)。

曖昧さ回避：テルマエ・ロマエの作者はヤマザキマリ（カタカナ表記）

概要

埼玉アストライア #7 山崎まり（野球） 基本情報 出身地 北海道札幌市 生年月日 1989年11月17日 身長 体重 164 cm ?? kg 選手情報 投球･打撃 右投右打 守備位置 三塁手、遊撃手、右翼手、指名打者 タイトル・表彰 タイトル -- 表彰 -- 経歴 ホーネッツ・レディース(女子硬式) 筑波大学(男子硬式) アサヒ・トラスト(女子硬式) ノース・レイア(2013年-2014年) 埼玉アストライア(2015年-) プロ野球選手テンプレート

兄の影響で小学2年生の時に札幌市内の真駒内スターズへ入団。

中学生になると札幌真駒内リトルシニアで硬式野球へ転じ、男子の中に一人混じって野球に没頭した。2005年３月の北海道日本ハムファイターズ開幕戦（対埼玉西武ライオンズ戦）で、始球式での登板という大役を経験している。学校では陸上部に所属し、後になでしこJAPANに選出される熊谷紗希とともに練習に励んだ。

札幌市立藻岩高校へ進学し、男子硬式野球部にマネージャー登録しつつ練習に参加。掛け持ちで道内唯一の女子硬式野球クラブチーム「ホーネッツ・レディース」に加入し、金由起子、志村亜貴子といった全日本代表選手とともに経験を積んだ。

高校卒業後、筑波大学体育専門学群へ進学し男子硬式野球部に所属。
2010年、大学3年時に第4回IBAF女子野球ワールドカップ代表として選出され、9番ライトのレギュラーとして定着。大会史上初となる連覇に貢献した。この活躍により、大学から表彰を受けている。

大学卒業後は非常勤講師として働きながら、女子硬式野球の名門クラブチーム「アサヒ・トラスト」へ参加。第5回IBAF女子野球ワールドカップ代表では候補24人には残ったものの、7月22日の最終合宿で確定メンバーの20名からは漏れ、2大会連続出場を果たせなかった。ただし、一緒に戦った仲間ということで、他の落選3名とともに代表ユニフォームは大会開催地のカナダ・エドモンドにベンチ入りしている。秋にJWBLの入団テストを受験して合格し、ノースレイアへの入団が決定した。

2013年、.298、19打点と入団1年目から活躍。惜しくも3割を逃した。

2014年、3番遊撃手としてチームを引っ張り、.302で3割に到達。課題の守備でも、自慢の肩や華麗な横っ飛びを見せるなど成長した。11月30日には北海道後援会が発足。12月16日には日本ハムファイターズの中島卓選手と合同トレを行なった。二人とも公式戦での本塁打はなく、初アーチを目標に掲げた。

2015年、埼玉アストライアへ移籍。遊撃手には川端友紀がいるため、サードへコンバートされた。好守を見せる反面、イージーゴロをエラーするなど守備は不安定で、後期からは指名打者での起用が多くなった。
指名打者での起用で考えられる要因としては守備の不安だけではなく、打撃で過去2年を上回る好成績を残している点が挙げられる。川端友紀、三浦いおりの首位打者常連に加え、4割を打つチームメイトの大山唯（※シーズン途中で兵庫ディオーネへ移籍）がいるためリーグ4位に甘んじるも、4月19日の試合では前年オフに目標として掲げたプロ入り初アーチを放っている。打点は記事初版作成時点で28を挙げており、現在アストライアの監督を務める川保麻弥が開幕初年度に記録した36打点の更新も期待される。

特徴

クールな選手で、ヒットを打った時のチームパフォーマンスではニコりともしない。でもちゃんとやるところがいい。2014年からJWBLがニコ生配信しているが、クールにパフォーマンスをこなす様子からサイボーグ扱いするコメントがちらほら見受けられる。

が、上述の自身の北海道後援会が発足した際にはスピーチで言葉に詰まり涙する等、実際には人間味のある選手である。女子野球ドットコムの企画でルーキー時の座談会を行なった際に、当時は敵チームだった中島梨紗と中野菜摘から、昔は自分の世界に入ってた、疲れてくると集中力が切れていた、前は何を言っても聞こえませんという風だったが最近は周りが見えている、と評されている。

このほか、打順が回って来たり守備機会があると苗字から「パン祭り」コメントが飛び交う。マルチヒット、猛打賞を記録した時には「皿まで後何点？」（春のパン祭りに因んだもの）などというコメントも見られる。安直過ぎる。小学生か！

中学、高校の先輩卒業生に大泉洋が居り、チームブログで水曜どうでしょうの大ファンだと公言している。また、高校、大学の先輩（卒業生とは言っていない）に杉村太蔵・元衆議院議員が居る。

打撃はクリーンアップを任される十分な実力を備えている。守備はやや不安定だが、横っ飛びや強肩を見せる等ビッグプレーも数多く残しており、ファインプレー集の常連である。とは言え、正面のゴロをあっさりエラーするのは本っっっ当にやめていただきたい（切実）

関連動画

関連項目

• プロ野球選手一覧
• 女子プロ野球　／　JWBL
• 埼玉アストライア
• （外部）筑波大学学長表敬時の記事（写真あり）