「山形ユキオ」とは、「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」等の作品に出演している舞台俳優であり、J9シリーズやスーパー戦隊シリーズの楽曲等を歌うミュージシャンであり、人間の姿をとって実体化した幻のパワーアニマル「ガオヒューマン」である。
1957(昭和32)年3月11日生まれ。福岡県出身。本名は「山形幸生」。
ハスキーボイスによる野性味あふれる歌唱から、「ガオ」「ガオさん」の愛称で親しまれるアニソン歌手で、本業はミュージカル俳優である。
歌手を志して上京し、新宿で下積み生活の後にソウルバンド「LOVE」を組んでデビューを果たし、ディスコや米軍キャンプで歌っていたところを「野沢那智」にスカウトされて、ミュージカルに出演するようになった。
歌手・ミュージカル俳優として活動する中で、タイムボカンシリーズ「ヤットデタマン」の主題歌「ヤットデタマンの歌」を、リードボーカルを務める「前田よしひろ」と組んだデュオ「トッシュ」で担当したことから、山形ユキオを抜擢した山本正之が手掛けるアニソンを歌うようになった。
※収録の際は、サングラスをかけていた山本正之の事を怖い人だと思っていたらしい。
その後、山本正之が音楽を手掛けたJ9シリーズ「銀河旋風ブライガー」の挿入歌「星影のララバイ」でソロデビューを果たし、同作の挿入歌「太陽の子ら」や「ABAYO FLY BYE」も歌唱を担当した。
J9シリーズでは、シリーズ2作目の「銀河烈風バクシンガー」にて「坂部悟」と共に主題歌「銀河烈風バクシンガー」を歌唱した他、同作の挿入歌「不死蝶のライラ」「愛のライディング・マシーン」や、シリーズ3作目の「銀河疾風サスライガー」の挿入歌「恋人たちの星まつり PLANETS-CARNIBAL FOR LOVERS」を歌唱した。
山本正之が手掛けた楽曲では、J9シリーズの他に、「魔境伝説アクロバンチ」の主題歌「夢の狩人」も歌唱している。
その後は、OVA「冥王計画ゼオライマー」の主題歌「紅のロンリネス」「I LOVE YOU 愛してる」等を歌唱しいる。
80年代を代表するアニソン歌手の一人となった山形ユキオだが、1996年に「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主題歌「ウイニング・ラン! -風になりたい-」を歌唱するまでしばらくの間、アニソンの世界から離れていた時期がある。
1990年代後半からは東映のスーパー戦隊シリーズの挿入歌を歌唱するようになり、「電磁戦隊メガレンジャー」「星獣戦隊ギンガマン」「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「未来戦隊タイムレンジャー」と挿入歌を担当した。
そして「未来戦隊タイムレンジャー」に続くスーパー戦隊「百獣戦隊ガオレンジャー」では、山形ユキオにとってスーパー戦隊シリーズ初の主題歌「ガオレンジャー吼えろ!!」を歌唱し、「ガオ」と言うフレーズを何テイクも取り直したと言うこだわりは、ガオレンジャーファンの子供の前で歌った際にあまりのパワフルさに泣き出したしまったという実話を持つほどの熱い曲となり、作中に登場する百獣の姿をした精霊「パワーアニマル」になぞらえて、人間の姿をした歌うパワーアニマル「ガオヒューマン」とも呼ばれるようになった。
※「百獣戦隊ガオレンジャー」には顔出しで出演した他、劇場版の敵キャラの声を担当した。
なお、その野性味溢れるハスキーボイスは生来のものではなく、ソウルやブルースを歌う為にバーボンで飲んで喉を焼き、10年程かけて作り変えたというプロ根性により生まれたものである。
特徴の一つでもある褐色の肌も、「ミス・サイゴン」に出演した際の役作りの為に日焼けサロンで焼いたもので、現在でも週一回ペースで通って健康的でパワフルさを引き立てる褐色の肌を維持している等、見た目のワイルドさに対して、真面目且つ類稀なプロ根性を持つ人物である事が解る。またライブのMCでは天然ぎみなところも垣間見れる。
「有吉反省会」出演時には「山形の肌の色はどんぐりの表皮の色と同じである」「日本人の肌の色の限界を超えた黒さ」と分析されていた。
歌:オープニングテーマ
歌:エンディングテーマ歌:挿入歌
出演
声の出演 |
※その他の出演作品・関連作品についてはWikipediaの該当項目参照
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最終更新:2024/03/29(金) 22:00
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