山本哲哉とは (ヤマモトテツヤとは) [単語記事]

山本哲哉（やまもとてつや）とは、和歌山県日高郡由良町出身の元プロ野球選手（投手）である。

概要

東京ヤクルトスワローズ #92 二軍投手コーチ
山本哲哉
基本情報
国籍	日本
出身地	和歌山県日高郡由良町
生年月日	1985年 9月4日
身長体重	178 cm 73kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2009年ドラフト 2位
引退	2018年
経歴
選手歴和歌山県立南部高等学校近畿大学三菱重工神戸東京ヤクルトスワローズ(2010年-2018年) コーチ歴東京ヤクルトスワローズ(2021年-)
プロ野球選手テンプレート

最速140km/h台後半の速球と、切れ味鋭いスライダーを武器としている。

南部高校時代は控え投手だったが、近畿大学進学後に頭角を現し、1年先輩の大隣憲司に次ぐ2番手投手として活躍。4年次はリリーフとしてチームのリーグ制覇に貢献。大学の同期には小瀬浩之がおり、仲が良かったらしい。

2010年（1年目）から即戦力として期待されオープン戦にも登板するが、オープン戦の最中に右肘の靱帯の損傷が判明。トミー・ジョン手術を受けることになり、1年目はそのリハビリに費やして二軍でも登板無しに終わった。

2011年に実戦復帰し、8月に一軍初昇格。中継ぎで9試合に投げ、0勝1敗、防御率4.15。

2012年は開幕二軍スタートとなったが、5月に一軍昇格。中継ぎとして好投を続け、6月29日の阪神タイガース戦ではプロ初勝利を挙げた。夏場からは抑えのトニー・バーネットへ繋ぐセットアッパーの地位を任されるようになり、後半戦はフル回転。50試合に登板し、2勝2敗17ホールド、防御率1.21という好成績を挙げた。

2013年はトニー・バーネットの不調と離脱もあり、4月下旬からクローザーを務める。しかしやや安定感を欠き、8月以降はルーキーの石山泰稚に守護神の座を譲ってセットアッパーに戻った。それでもボロボロの投手陣の中で1年間一軍でフル回転し、64試合に登板して1勝3敗25ホールド11セーブ、防御率2.87の成績を残した。

2014年は開幕7試合中6試合登板するスタートを切った。一度一軍登録を抹消されたが、3年連続で50試合登板した。

2015年は17試合に留まった他、9月にトミー・ジョン手術を受けた。

2016年は手術のリハビリの影響で登板することはなかった。

2018年を以て現役を引退した。

2018年オフよりヤクルトのスカウトを務める。2021年からは育成投手コーチに配置転換。2024年からは投手コーチ兼育成担当コーチに再度配置転換される。2025年からは二軍投手コーチを務める。