山本弘 単語

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ヤマモトヒロシ

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山本弘とは、日本ライトノベルSFファンタジー小説を手掛ける作家である。

概要

オタクで、元と学会会長で、ロリコンであり、女ターザンが大好きな、MADを深く愛しニコニコ動画でもある小説家である。い話が、リアルそうじろうしかもリアルこなたにしようとしているから困る。

最近ではニコニコ動画投稿される初音ミクMMD動画に関心があるようで、中でも造詣が深い特撮関係を題材にしたMMD作品やMMD杯についてblogで熱く語っている[1]

また、東京都による少年健全育成条例改正案に対しては反対のスタンスを取っている。

略歴

作品リスト(小説・オリジナル)

ニコニコ大百科に記事がある作品は太字

  1. 時の果てのフェブラリー ─方偏移世界─ (1989年角川スニーカー文庫2001年徳間デュアル文庫
  2. ギャラクシー・トリッパー美葉
    1. 10万光年エスケープ (1992年角川スニーカー文庫
    2. かなたユートピア1994年角川スニーカー文庫
    3. 寄りだらけのオデッセイ1995年角川スニーカー文庫
  3. 神は沈黙せず2003年角川書店2006年角川文庫[上下巻])
  4. 審判の日2004年角川書店
    → 闇が落ちる前に、もう一度 (2007、角川文庫[改題])
  5. まだ見ぬの悲しみも (2006年早川書房
     シュレディンガのチョコパフ(2008、ハヤカワ文庫JA[改題])
  6. アイの物語2006年角川書店2009年角川文庫
  7. MM9シリーズ
    1. MM92007年東京創元社2010年、創元SF文庫
    2. MM9―invasion― (2011年東京創元社2014年、創元SF文庫
    3. トワイライト・テールズ (2011年角川書店2015年角川文庫
    4. MM9destruction― (2013年東京創元社2014年、創元SF文庫
  8. 詩羽のいる街2008年角川書店2011年角川文庫
  9. C&Y 地球最強姉妹キャンディ
    1. 怪盗をやっつけろ! (2008年カドカワのさじシリーズ
    2. 夏休み戦争へ行こう! (2010年カドカワのさじシリーズ
  10. 地球移動作戦2009年早川書房2011年ハヤカワ文庫JA[上下巻])
  11. 去年はいい年になるだろう2010年PHP研究所2012年PHP文芸文庫[上下巻])
  12. アリスへの決別 (2010年ハヤカワ文庫JA
  13. 被害者一条(仮名)の事件簿 (2012年講談社ノベルス
  14. UFOはもう来ない (2012年PHP研究所2016年PHP文芸文庫
  15. 葉と宇宙へ三週間 (2013年岩崎書店
  16. 世界2014年講談社2017年講談社文庫
  17. プロジェクトぴあの (2014年PHP研究所2020年ハヤカワ文庫[上下巻])
  18. BISビブリオバトル
    1. を持つ少女2014年東京創元社2016年、創元SF文庫[上下巻])
    2. 幽霊なんて怖くない (2015年東京創元社2017年、創元SF文庫
    3. 世界が終わる前に (2016年東京創元社2019年、創元SF文庫
    4. 君の知らない方程式2017年東京創元社
  19. 怪奇探偵リジー&クリスタル2015年KADOKAWA2018年角川文庫
  20. プラスチック人 (2017年早川書房

ほか、グループSNEとしての『ソード・ワールド』『妖魔夜行』『ゴーストハンター』ノベライズ、描写が過18禁同人誌チャリス・イン・ハザード』など多数。

と学会会長としての代表作

と学会会長としていろいろなトンデモを笑うときには、イデオロギー的に批判することは絶対しないのがポリシーらしい。
また、「素人の印を信じるな。専門の言うことにを傾けろ。」と専門外については専門の意見を重視している。

他にも、PS2の「デストロイオールヒューマンズ!」(2007年)のローライズ監修も行っている。

性的虐待について、「チャリス・イン・ハザード」の紹介ページexitにて、こう語っている。

 性的虐待という題材に嫌悪感を抱かれる方も多いと思いますが、はそんなものを肯定するつもりは毛頭ありません。むしろ、そうした行為を底して「悪」として描いています。どんな絶体絶命の状況に追いこまれても、チャリスは最後には必ず勝利し、悪は倒されます。
 毎回超科学的なアイテムや非現実的な設定を多用しているのも、現実的な話など書きたくないからです。現実世界における性犯罪を僕は強く嫌悪しています。ありえない話だからこそ、安心して自由奔放に描けるのです。

と学会引退し、今後「トンデモ」という言葉のついた書籍も出さないとしているが、疑似科学関係の活動は継続する方針を示している。

ハイ・エルフ

氏を語る上で外せないのが、今現在しまむら界隈有名な"(ハイ)エルフ"ディードリット中の人ということだろう。
ディードリットの登場作品「ロードス島戦記」の元ネタ1985年コンプティーク誌上で連載されていたリプレイD&D誌上ライブ」にあり、その際に女エルフディードリット)を担当していたプレイヤーが当時グループSNEに在籍していた山本弘その人。この誌上リプレイを元に、水野良小説として手直しして発刊したのが「ロードス島戦記」となっている。
以来、日本エルフ像の原となったディードリットが山本弘だった、というネタTRPG界の語りとなっている。

ちなみにこのリプレイディードリットは、氏の嗜好もあって某ドラゴン○ーフの主人公もかくやという肉弾戦中心のキャラであったようだ。
(というか、クラシックD&Dのエルフは成長が遅い代わりに魔法バリバリ使える、ファイターシーフと同格の"クラス"だった。たとえるなら魔法戦士が一番近い。)
さらに、SWリプレイ3部便利アイテムグラスランナー・パラサ役ではないか、という噂も不確実ながら存在する。

・・・ということが世間の常識として囁かれている事について山本弘自身は、

うーん、ディードリットやってたのはコンプ連載版の最初の数回だけで、途中から女性プレイヤーバトンタッチしたって、だいぶ前から言ってるのに、まだ知られてないのかな

と、D&Dリプレイ用にディードリットを生み出したが、ディードリットで参加したのは最初だけで、他の回は別の女性プレイヤーディードリットを担当していた事を2017年頃につぶやいている。

生みのではあるが、キャラクター像を決めるプレイは行っていないといったところだろうか。

関連動画

山本弘氏は、「自分の作品のアニメができたらどんなMADができるか楽しみ」というようなことを発言しているが(『トンデモ音楽世界』)、すでにこんな作品ができていることはご存知ないようである。

後日追記:氏のブログにてこの動画を知っていたことが判明した。

その他の動画は「と学会」の項を参照

外部リンク

関連項目

註釈

脚注

  1. *https://www.artm.pref.hyogo.jp/bungaku/jousetsu/authors/a124/
  2. *https://twitter.com/hirorin0015/status/1775723787797008735
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掲示板

  • 989 ななしのよっしん

    2025/02/12(水) 22:36:11 ID: iZOMdAZOlj

    >>987
    980を書き込んだ者だけど、そのことを考えると、山本さんが会長を続けたくなかったのは別におかしくも何ともなくて当然の反応だったわけか。
    末端の会員が独断で探偵を雇って一方的に裁判をしようとしていた」という文面は自分も読んでいたけど、正直、あまりにムチクチャな話なので「こんなのは当事者である会員に責任を取らせればいいのであって会長は“関せず”で構わない」程度に思ってた。
    でも、同じ組織に所属してるんだったら、(たとえ個人の裁量に任せてて会員達の帰属意識が薄い組織であっても)会長である山本さんが「こういうのは個人の問題であって自分は関係ない」というスタンスで居続けるのは気持ち的にも立場的にも流石理か…。
    それだったら気苦労のほうが大きいし辞めたくもなるわ。

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  • 990 ななしのよっしん

    2025/02/19(水) 21:15:36 ID: 3LQ5+XTrGP

    >>988Togetterにもそういう話あるな
    https://posfie.com/@dobugawa_ilias/p/x4GWrrIexit

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  • 991 ななしのよっしん

    2025/03/08(土) 18:55:26 ID: xYtzV8S2k0

    『時の果てのフェブラリー』創元文庫版付属の『宇宙の中心のウェンズディ』見たけど…これはまあ、悪くはないけど未完に終わったの分かるなと。
    否定的観点から見たらまずウェンズディの性感覚描写でドン引きして出版社が止めるだろうし、
    そこスルーして肯定的観点で見ても「なまじ感受性が繊細なのに有名人になったせいで(しかもローティーンどを実質サバイバル交渉生活で消費)、人のどうしようもない面をも人の数倍の密度で知ってしまい、夫が側にいても相談出来ず心が救われないママなフェブラリー」とか、以前昔の先生公式サイトで「(ある小説劇中作は)フルで書いたら立ち直れなくなるかも(意訳)」って感じになったのかもなと。
    プロジェクト・ぴあの』のぴあのと較すると余計にね…。

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