「戻って・・・きたよ」
山風(やまかぜ)とは、大日本帝国海軍所属の白露型駆逐艦8番艦「山風」をモデルとした、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘(かんむす)である。
白露型姉妹の八女となる「山風」は、2016年11月に行われた秋イベント『発令!艦隊作戦第三法』のE-2およびE-3のボスドロップとして先行実装された。例によって、運が悪いと徹底的に手に入らない艦娘の一人。2020年9月実装の7-3第2ゲージで恒常的な入手ができるようになった(それ以前に期間限定でのドロップ措置が数度行われていた。同時実装の朝風やその姉神風、後に実装された同郷の岸波やその姉妹艦藤波も同海域で入手可能。)
彼女の実装で白露型姉妹は3年目にしてついに全員が揃ったことになる。実装時点で揃っていた特III型(暁型)と孤高のオンリーワン島風型を除けば、駆逐艦初の同型艦コンプリート達成である。
ちなみに図鑑番号はずっと空いていたNo.257に収まったのだが、なぜか姉の海風(No.258)の一つ前になっている。
制服は同じ海風型の海風、江風と同じ。珍しい緑髪をポニーテールにしており、前髪はピンで左右に分けている。身長は白露型の中でも低い部類と思われるが、それとはアンバランスに胸部装甲は大きい。白露型といえば、謎の村雨嬢を筆頭に胸部装甲が豊かな艦娘が多いが、その中でも上位陣に位置すると思われる。なお身長については、絵師がツイッターにて「史実で姉妹艦中で一番最初に沈んでしまった艦だから妹より身長が小さい」と述べている。
性格はダウナーな感じが否めない。特に戦闘になると投げ槍気味になるのは、史実で誰にも知られずに沈んでいったというトラウマからだろうか?小破以上のボイスはどれも提督の良心を抉るともっぱらの評判である。
姉妹にすら距離を置くほどの人見知りで提督も最初は例外ではない。それでも育てていくと提督には不器用ながら好意を向けるようになっていくようで、改になると追加される時報では、朝食や昼食を作ってくれたり、夕食では間宮に連れて行ってとせがんだりしている。そしてケッコンカッコカリをすると・・・。運良く入手出来た提督には、是非モスボール扱いにせずに育ててみていただきたい。
あまりにも保護欲を掻き立てられる子なので、駆逐艦達すら母親扱いしていた筋金入りのマザコン司令官達が次々と父性と守護らねばならぬという使命に目覚めるという現象が報告されている。海外でも同様の様子で、Admiral+DaddyでDadmiralという言葉まで作られている。
ちなみに改造レベルは白露型ではトップのLv45だったりする(ちなみに、白露型の初期実装メンバー6人はLv20、後期実装組の春雨・海風・江風がLv30)。
ちなみに姉の海風のことは優しいから少し好きで、妹の江風はやかましいけど嫌いじゃないとのこと。残念ながら涼風への言及は今のところ無い「べらぼうめぇ・・・」。他には、第五戦隊で共に活動した那智や羽黒からも気に掛けられている模様。また日中戦争時の第二航空戦隊で一緒だった加賀にも言及がある。
ちなみにちなみに絵師曰く山風式表現では『少し好き』と『嫌いじゃない』は『大好き』と同義。ツンデレさんである。
2021年夏には艦これアーケードに夏グラが実装された山風だが、ブラウザ版夏イベ中盤に差し掛かった頃C2機関ツイッターに以下の情報がもたらされた。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/C2_STAFF/status/1439446658878640133
文面及び添付されたチラ見せ画像で誰もが彼女の改二が実装されることを見抜いたことと思われる。
そして、当該夏イベ終了メンテナンス(2021年9月28日)にて対潜対艦攻撃力強化の山風改二、さらにコンバート改装で若干の能力低下と引き換えに対地攻撃能力強化型の山風改二丁が実装された。
改二にはLv83、改二丁にはLv91という高練度に加え、白露型姉妹(改白露型を含む)で初となる戦闘詳報及び改装設計図の両方が改二に改装する時点で必要となる点に注意。が、山風を愛してやまないDadmiralであれば余裕で改装したのではないだろうか…
「横に居て…いい? 安心する…」「明るくて…温かい…居場所…」と、苦労に見合う母港セリフが追加され、また、夜戦では標記の通りより強気に戦うようになった様子である。
なお、同時に新装備「三式水中探信儀改」が実装され、関連任務で1つ入手できる。この新装備妖精が山風似となっている。
改二・改二丁実装翌年の2022年盛夏アップデートで改二・改二丁水着グラも実装された。姉妹艦の水着が初夏アップデートで更新されたのに山風のみ改も含めて盛夏アップデートで水着に更新されたのは、あまり本人が水着に着替えるのに前向きでなかったからか? なお、改二・改二丁の違いは胸元のネクタイと右足の紐の色である。相当気をつけて見ないと差がわからないのでご注意を。
白露型8番艦、改白露型(海風型)としては2番艦になる〈山風〉は、浦賀船渠にて1936年2月21日に進水、翌1937年6月30日に竣工した。実は姉の〈海風〉よりも進水は先だったりするのだが、竣工は妹の〈江風〉が早かったりする。名前の「山風」は文字通りの山に吹く風のことだが、特に夜になって山から吹き下ろしてくる風のことをいう。余談だが、逆に昼間に谷から山に吹き上げる風のことは"谷風"という。
〈山風〉は、就役と同時に、先に就役していた〈海風〉〈江風〉で構成されていた第24駆逐隊に編入。8月31日に山風と並んで浦賀船渠で建造されていた〈涼風〉が編入されて、4隻体制となった。その後、24駆は中国方面で初陣を飾り、二航戦(当時は〈加賀〉が所属)に編入された後も中国戦線で活動を続けた。
1941年2月、有明海で演習中に〈山風〉は〈涼風〉と衝突、艦首下部を失う損傷を受けてドック入りとなる。その頃、陽炎型16番艦〈嵐〉が登場した(1941年1月27日に竣工)のだが、「山風」を縦に続けて書くと「嵐」になってしまうため、両者の間で郵便物の誤配が多発した。同様に誤配が多かった〈雷〉と〈電〉は同じ駆逐隊の同じ小隊でありペアを組んで行動することが多かったので、間違えてもまだ再配達が可能だったのだが、〈山風〉と〈嵐〉では所属駆逐隊も作戦場所も違い過ぎるため、〈山風〉側では「宛先の"山"と"風"の間には隙間を入れて書いてください」と通知し、一方の〈嵐〉では「宛先には"嵐(アラシ)"とフリガナを振ってください」と通知している。
〈那珂〉指揮下の四水戦に所属した状態で迎えた太平洋戦争の開戦後は、主に南方で活動。1942年2月末に発生したスラバヤ沖海戦では、〈山風〉と〈江風〉の2隻が一時的に第五戦隊に加わって戦闘を行っている(那智や羽黒と面識があるのはこのため)。戦闘終了後、撃沈した英国艦(軽巡〈エンカウンター〉と駆逐艦〈ホープ〉)の生存者を〈電〉と〈雷〉が救出したエピソードが知られているが、実は〈山風〉もこの救助活動に参加して、重巡〈エクセター〉の生存者67名を救助している。
その後、24駆は1942年4月10日付けで〈阿武隈〉指揮下の一水戦に編入され、ミッドウェー海戦に参加(なお、〈涼風〉が修理中だったため3隻での参加)。結果はご存知の通りで、残存の部隊と共に24駆は6月17日に横須賀に帰投するが、その後21日に遅れて帰投した〈神通〉率いる二水戦(16駆等)が入港するため、補給が終わった24駆は出港。第二戦隊(〈扶桑〉等)と第九戦隊(〈大井〉〈北上〉)の護衛で共に西日本に向かうことになる。その一方、〈山風〉は単独でタンカー2隻の護衛をして横須賀から大湊に移動。そして23日13時に大湊を出て、柱島泊地に向かった。
そして、19時45分の通信を最後に、〈山風〉は消息を絶った。
戦後になって、米軍の資料から詳細が明らかになった。
米潜水艦SS-168〈ノーチラス〉は、初哨戒でミッドウェー海戦に参加したが、〈霧島〉や〈加賀〉(既に炎上中だった。ちなみに〈ノーチラス〉側は〈蒼龍〉だと思っていたらしい)に魚雷を撃つも、初陣だったせいか外したり不発だったりで、どちらも護衛の駆逐艦(〈霧島〉のときは〈嵐〉、〈加賀〉のときは〈萩風〉と〈巻雲〉だったという)に追い払われ、散々な結果であった。
一旦補給後、今度は「葉山御用邸を砲撃しろ」と無茶振り[1]される。
とりあえずその命令を黙殺し日本近海まで哨戒範囲を広げていたところ、6月25日になって、単独航行している駆逐艦を発見し、魚雷攻撃を仕掛けた。4発斉射した魚雷のうち2発が命中。駆逐艦は横転してそのまま沈んでいった。〈ノーチラス〉ではこの様子を写真に撮っており、帰投後に報告書に添えて渡したところ、海軍の戦果として宣伝に使われたという。
言うまでも無く、この駆逐艦こそが行方不明となっていた〈山風〉であった。
完全な奇襲からの魚雷命中となったようで、助ける僚艦もいなかったため乗員は全員が死亡したとみられる。沈没地点は房総半島勝浦沖約80キロ。横須賀鎮守府からすぐ近海での悲劇であった。
余談だが、〈ノーチラス〉は〈山風〉を沈めた2日後の27日、今度は通りがかりの水上機母艦〈千代田〉を見つけてアタックするが、ミス。再攻撃しようとしたところで、近くにいた掃海艇や、急を知って横須賀から駆けつけた〈陽炎〉に爆雷攻撃を受けて中破し、なんとか逃げおおせたものの哨戒打ち切りとなっている。この後、〈ノーチラス〉は実に合計14回も哨戒活動を行って生き延び、終戦後に退役。さらに余談だが、この〈ノーチラス〉は5代目で、その名を受け継いだ6代目が世界初の原子力潜水艦SSN-571〈ノーチラス〉となる。
なお、日本海軍側はというと、横須賀鎮守府で日誌に「戦訓」として、このように記している。
日本沿岸附近といっても、行動予定を向かう先にちゃんと知らせ、かつ見張を厳重にしないと不覚をとることがある
駆逐艦山風は6月23日午後大湊港外に一時仮泊していた後、柱島泊地に向かって航行していたのだが、大湊警備府及び横須賀鎮守府はその行動を知らなかった。
7月2日になって、初めて行方不明になっていることが判ったのだが、時既に一週間以上たっており、ついに何の手がかりも得られなかった。
丸々一隻の駆逐艦が消息不明という奇怪な結果となってしまった。(以上、現代語訳(一部意訳)済み)
1942年8月20日、除籍。白露型駆逐艦では初の喪失艦となった。
余談だが、これに先立つ7月14日付けで、24駆は二水戦に異動となった。このため、〈山風〉も書類上の最終所属は二水戦だったりするが、実際に二水戦の一員として作戦をとったことは当然ながらない。
ちなみに「山風」の名を持つ駆逐艦としては2代目。初代〈山風〉は海風型駆逐艦の2番艦、というところから判る通り、先代山風も海風の妹艦であった(ちなみに海風型は海風・山風の2隻のみで、次級の浦風型に移行する)。
2021年秋イベ「海上護衛!本土近海航路の防衛」E-3の攻略中、山風を部隊に組み込んだ場合必ずSマスを踏むという一風変わったルート制御が観測された。(このマスを経由するのは純粋な意味で最短ルートではない。)この山風入り準最短ルート編成ではより強力な艦隊編成でもボスマスに到達できることから山風を組み込んだ攻略編成が多く採用されたが…このSマス、潜水幼女潜水新凄姫を旗艦とする潜水艦マス。更に… このマスは史実で山風が消息を絶った海域であり、普段の道中における潜水新凄姫マスではドロップがないにも関わらず、このマスでは稀に山風がドロップした(そして当該マスでは山風ドロップかドロップなしのどちらかしかなかった)。なにかの偶然か、それとも意図的なものがあったのか…。
白露型姉妹 / 白露型駆逐艦 |
1.白露 - 2.時雨 - 3.村雨 - 4.夕立 - 5.春雨 - 6.五月雨 - 7.海風 - 8.山風 - 9.江風 - 10.涼風 |
2016年秋イベント 『発令!「艦隊作戦第三法」』 新規実装艦娘 | ||||
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