岩国市

岩国市とは、山口県最東部にある市である。

基礎データ

• 面積……873.72km²
• 総人口……123,345人  （推計人口、2024年2月1日）
• 人口密度……141人/km²
• 隣接自治体……光市、柳井市、周南市、和木町、田布施町、大竹市、廿日市市、益田市、吉賀町、松山市

概要

山口県最大の面積を持つ市。

瀬戸内工業地域をなす市町村の一つで、製紙業や繊維工業などが盛ん。

世界的に珍しい白いアオダイショウが生息しており、「岩国のシロヘビ」として国の天然記念物に指定されている。

岩国駅前の道づくりは欧州の都市を参考に造られた。岩国レンコン入りのカレーパンが売られているアンデルセンや岩国ビル5階にあるミュージシャンの隠れ家的なブルーリバースタジオなどコアなスポットが多い。

通津では養殖ナマズが食べられる。イメージを覆す透き通るような白身はとても上品なお味。
野菜が売られている朝市はもともと競り市だったため基本値段の表記がない。

海岸沿いにある浦公園の入り口付近には高齢者介護施設があるため、朝方行くと散歩を楽しむお年寄りやヘルパーと出会える。

横山地区にある吉香公園は旧山口県立岩国高等学校の跡地に造られた巨大な都市公園。 中央に設置された大きくアーチ状を連ねて放水される噴水は見もの。

岩国藩の初代藩主である吉川広家によって江戸時代初期に築かれた岩国城は、完成からわずか数年後に西日本の大名の軍事力縮小を試みた幕府の命令で取り壊された。現在の天守閣は昭和に復元されたもの。

錦川に架橋された5連の木造アーチ橋である錦帯橋は日本三名橋や日本三大奇橋に数えられる名勝。前述した吉香公園と共に日本さくら名所100選に選定されている。清流錦川で行われる鵜飼は夏の風物詩。

錦町にある道の駅ピュアラインにしきには風水玉と風水輪という、噴水が流れる中を回転するオブジェがあり、珍スポットとして隠れた人気を誇る。

東地区で毎年11月に行われる、頼母子講によって生まれた恵美須神社の神事・えびす祭りは大きな盛り上がりを見せる。

祖生地区で8月に行われる江戸時代から続く周防祖生の火祭りは重要無形民俗文化財。

由宇にある潮風公園みなとオアシスゆうは夏になると海水浴客で賑わう。また、公園内の岩国市立ミクロ生物館は世界で初めて肉眼では見ることが出来ないミクロ生物を中心に紹介した博物館として知られる。

広島東洋カープ由宇練習場はカープの二軍のホームグラウンド。

アジや鰆といった魚や錦糸卵、レンコンなどの具を酢飯と交互に何段も重ねた押し寿司「岩国ずし」が代表的な郷土料理。

関連動画

関連静画

関連リンク

• 岩国市公式ホームページ
• 岩国観光振興課－岩国 旅の架け橋 岩国市公式観光Webサイト

関連項目

• 獺祭
• 日本の市町村の一覧