岩館揺杏とは (イワダテユアンとは) [単語記事]

「減ったァ」

岩館揺杏（いわだてゆあん）とは、漫画及びアニメ作品「咲-saki-」に登場するキャラクターである。

概要よろしくお願いしまーす

7月2日生まれ。身長169cm。
北海道代表・有珠山高校の2年生。団体戦では中堅を務めている。
黒髪長身でポニーテール。上着を羽織った制服の着こなしと、だらしなく結んだネクタイが特徴。
その全体的にゆるそうな雰囲気に違わず、性格もどこかチャラい。
そんな揺杏だが、真屋由暉子の衣装（改造制服）を作っているのは彼女であり、意外と手先が器用なようだ。
一年上の先輩である獅子原爽とは幼少期からの幼馴染であり、呼び捨てかつタメ口を効いている。

以下ネタバレ

麻雀経験は爽と共に子供の頃から児童館でよくやっていたとのこと。しかし、チームのエースである爽と比べると現在の実力は大きく開いていると言わざるをえない。
フナQ 曰く「全国レベルって感じはしない」とのこと。その評判通り準決勝中堅戦の前半では全ての局で失点（8連続） という不名誉な記録を出してしまう。
もっとも、準決勝の中堅卓は世界ランカーの雀明華、全国屈指の打ち手の愛宕洋榎、そして二回戦の不調から脱した竹井久と、あまりに相手が悪すぎるため、揺杏でなくても痛手を負うのは想像に難くない。

そんな中で久相手に露骨な態度で差し込みを要求したり、どれだけ削られても飄々とした態度と笑みを崩さないふてぶてしさは、彼女のウリなのかもしれない。
点数的にはいいところ無しだが、「減ったァ」「清澄のぶっちょーさんっ」「げっろ……」 などの迷言を連発し、無駄に存在感を放っていることにも注目である。

最後の最後まで焼き鳥で持ち点を4桁まで減らしてしまったものの、オーラスで愛宕姉から1300を出和了りすることで回避する。
……しかし、その和了りは久・明華に大物手が入っていることを察知した愛宕姉による安手の差し込みのようなものだった。
そのことを知ったそ揺杏はそれでもその場では飄々とした態度を崩さなかったものの、控室に帰る時の廊下で人知れず涙するのだった。