峯義孝とは (ミネヨシタカとは) [単語記事]

概要

登場は3。東城会若頭補佐にして、直系白峯会会長。背中の刺青は麒麟。

子供時代は成績が優秀だったが、両親がおらずに戦争の孤児も同然の扱いを受けることになり、唯一愛を受けていたおじさんの死をきっかけに金のためだけに生きるようになる。そのためにベンチャー企業に就職したが、金のことしか考えない人間しか峯に寄ってこなかったため、人間不信に陥る。

その過程で本物の絆を得るために裏の社会に興味を抱き、出所直後の神田強を金で釣り、東城会に入り、錦山組の一員となった。この時6代目会長に就任した堂島大吾からは初めて一人の人間として扱われ、峯は大吾を慕うようになり、若頭補佐となった。

しかし大吾が何者かに銃撃を受けたことで周りは跡目争いを始め、峯はブラックマンデーと組んで東城会のトップに立とうとする。風間組に対して武装ヘリをけしかけ柏木修をハチの巣にし、神田をボコボコにした後部下に始末させ、その生首をアタッシュケースにぶち込む、養護施設「アサガオ」を破壊（この際抵抗してきた澤村遥にビンタしている）するなどの凶行を引き起こす。
さらに大吾が入院した病院を突き止め大吾を目の当たりにしたが、「こんなチューブにつながれているのは人間じゃない」とし、病院の屋上に連れ出した上で殺そうとしていたところを桐生一馬に止められる。桐生に対しても同じ孤児でありながら自分とは正反対の生き方をしてきたとし、桐生とのタイマンに挑むことになる。

桐生との戦闘後では打ちひしがれるが、桐生からの「いつだってやり直せる」と励ましを受ける。そこに自身と桐生を殺そうとしてきた本当の黒幕、アンドレ・リチャードソンから襲撃を受けそうになるが、意識を取り戻した大吾に救われる。桐生と大吾の姿を目の当たりにしたことで過ちに気付かされ、ケジメをつけるためにリチャードソンを羽交い絞めにし、桐生と大吾に「もう少し早く教えてもらいたかった。生まれ変わったらそっちにいれるかな？」と言い残し、屋上から身を投げた。