巌窟王 エドモン・ダンテス(Fate)単語

モンテクリスト

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巌窟王 エドモン・ダンテス(Fate)とは、TYPE-MOONスマートフォンRPGFate/Grand Order』に登場するサーヴァントである。
サーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。

概要

を呼んだな!復讐の化身を!
そうとも、こそ念。
エクストラクラス復讐者(アヴェンジャー)である!」

CV島﨑信長 / イラスト小松崎類 / 設定:桜井

アヴェンジャー(復讐者)クラスサーヴァント貴族のいでたちで帽子を被り、オーラ白髪青年。基本的に居丈高で尊大、上から目線。口も悪いが、マスターへの言葉の端々には何処か優しさも感じられる。武器を持たず、魔力炎や魔力弾を叩き付け、にも止まらぬ高速攻撃を浴びせる独特の戦闘スタイルを取る。
は「――待て、しかして希望せよ」。

空の境界コラボイベント空の境界/the Garden of Order」の黒幕として正体不明の塗り状態で登場。魔術王に刺客として召喚されたが、復讐心のない相手に協する気が起きず独自に特異点にて暗躍していた。
「監復讐く」にてサーヴァントとして実装魔術王の呪いにより監「シャトー・ディフ」にを捕らわれてしまったFGO主人公に手を貸し、生きて脱出するために大罪の具現として現れる七騎のサーヴァントを斃せと言ってくる。

真名

アレクサンドル・デュマ(大デュマ)作の小説モンテ・クリスト伯』の主人公。『モンテ・クリスト伯』は、奸計により実の罪で投され婚約者も失ったエドモン・ダンテスが、脱獄モンテ・クリスト伯と名を変え自身を陥れた者への復讐を行うという復讐譚である。
創作物の登場人物」のサーヴァントはエドモンの他にも何名か存在し、彼らは「実在していた」扱いであったり「モデルとなった人物」が召喚されているが、巌窟王は「実在していた」という扱いではあるものの彼をモデルとした創作物のを受けている状態。
なお、『モンテ・クリスト伯』著者のデュマも、『Fate/strange Fake』にてキャスター(偽)としてサーヴァント化している(FGO実装)。

サーヴァントとしての彼は、著名な復讐譚の主人公復讐の偶像たる存在として召喚されたモノであり、アヴェンジャーとしての体は宝具巌窟王」と同一化している。故に彼は、己は物語の最後に心したエドモン・ダンテスではなく、寵エデのような救いもい、復讐騎「巌窟王(モンテ・クリスト)」であるとる。そのため「エクストラクラスアヴェンジャー」であることに強いこだわりがある様子。その在り方故に復讐心といったものを持たずあまつさえ怨念から解放しようとしてくる聖人とはすこぶる相性が悪い

要な攻撃方法である魔力炎はさえ灼き尽くすの炎。元は「14の遺物」のひとつ「一時的に魔術回路と魔力炉心を植え付ける聖遺物」のであり、生前は一度きりの使用の後に聖遺物魔力消失したが、サーヴァントとなってからは宝具巌窟王」にそのが反映されていると思しい。

で出会った巌窟王一人称が「オレ」で、カルデアで召喚した巌窟王一人称が「」。「オレ」の残滓は「共犯者」たる主人公の心の底に宿り、複数サーヴァント契約していることにより繰り返されるサーヴァントとのの共有・精接続によるフィードバック、戦いの中で主人公に向けられる悪意や憎悪等、主人公の中に累積しを蝕む「澱み」「穢れ」を焼き払い主人公を守り続けている。それ以外にも主人公精神攻撃を受けた際などに精世界に現れ主人公を導き救い出す、陰の守護者。
「オレ」と「」は本質的には同一人物であるためリンクしており、また、天草四郎紅閻魔など巌窟王主人公を守っていることを知っているサーヴァントも存在する。

能力

ステータス


表記されているパラメータは全体的に高めで特に耐久が高く、スキルも充実している。
が、それ以上にを引くのは幸運「?」だろう。幸運:Eのお歴々もびっくりである。

宝具

虎よ、煌々と燃え盛れ(アンフェル・シャトー・ディフ)
ランク:A / 種別:対人/対軍宝具 / レンジ:1~20 / 最大捕捉:1~100
地獄の如きイフの(シャトー・ディフ)で培われた鋼の精宝具化したもの。
体はおろか、時間、間という形のさえ脱し、高速思考を行いそれを理矢理に体に反映することで主観的には「時間停止」を行使しているにも等しい高速行動を実現する。
宝具名は『モンテ・クリスト伯』を下敷きにしたSF作品『虎よ、虎よ!』およびその題辞として引用されるウィリアムブレイク『The Tyger』、効果は『虎よ~』に登場する瞬間移動「ジョウント」が元ネタと思われる。

巌窟王(モンテ・クリスト・ミトロジー)
ランク:C / 種別:対人宝具 / レンジ:- / 最大捕捉:1人
復讐の化身」としての生き様が宝具化した、「エクストラクラスアヴェンジャー」としての体そのもの。
体と魔力による攻撃を行えるようになる常時発動宝具自らのステータスやクラスを隠蔽、偽の情報を見せることも可能。原作もファリア神父から授かった教養でもって正体不明の紳士として振る舞った。
真名解放の効果は、内に溜め込んだされる念を周囲に放出。散布された念に触れたものは精汚染により疑心を増幅され、近くの者同士で同士討ちを始めてしまう。ちなみに、FGOでは真名解放は使用されず。

待て、しかして希望せよ(アトンドリ・エスペリエ)
ランク:B / 種別:対人宝具 / レンジ:1~50 / 最大捕捉:1人
人間の知恵は全てこの二つの言葉「待て、しかして希望せよ」に凝縮される。
即ちそれは悪逆と絶望と後悔に満ちた暗の中に在ってく、一条希望
彼の人間観、あるいは人としての理想。それが宝具化したもの。
効果は自のうち一名を、瀕死戦闘不能状態)からでも回復させる上に、全パラメーターを一時的にランクアップさせる。復讐者というクラスながらまさかの回復宝具である。

ゲーム内性能

限定アヴェンジャー

アヴェンジャークラス相性により対ルーラー戦に強い。また、魔神柱からの攻撃も半減可なため有利になる(魔神柱への攻撃は等倍)。5の中でもトップクラスATK値を持ち、等倍相性の相手にも安定したダメージを期待できる。「」「復讐者」「自己回復(魔力)」によりNPが溜まりやすく、「鋼の決意」により無敵貫通+攻撃UPした宝具を打ち込める等、スキルも総じて良好。しかし、レジスト対ルーラーや魔神柱と戦う機会は多くなく防御系スキルもないため、防御面は薄めなので注意。

Qが多い配分かつアサシンに匹敵する高性であり、「窮地の智」によりスター補充もできることからクイッククリティカル体としたパーティで臨機応変に活躍できる。宝具も全体かつ多段HITするので特に補正がいのに1体あたり10個弱のスターを生産するのでこれまたクリティカルに貢献しやすい。ただ、パーティメンバーを対にしたサポートぶっちゃけスターだけという単騎完結の側面もあるのでテーマに沿った構築でないと十分なを発揮できない側面がある。

スカサハスカディ実装後はスカディ2体によるQuickバフとNP供給で宝具を連発する、いわゆるWスカディシステムでの運用が可になった。他のスカディシステム対応サーヴァント較した場合、アヴェンジャーのためクラス相性のを受けにくく、同じく与ダメージクラス相性のが少ないランスロット(狂)よりNP回収が安定するのが強み。

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最終更新:2023/12/06(水) 14:00

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