川口文代(かわぐち ふみよ)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
太平洋戦争勃発後、飛行第11戦隊に配属され南方に出征したが、空戦の機会が少ないまま教導飛行204戦隊に異動。ビルマ戦線で活躍するようになる。1944年にはB-24爆撃機を夜間協同撃墜(2機確実)という大戦果を挙げ、以後もビルマ、フィリピンなどで一式戦闘機による大型機の撃墜戦果を増やした。撃墜数19、うち重爆6機。終戦まで戦い抜き、1992年に死去。
太めの眉、茶色の瞳で、艶のある黒髪を後ろで左右向きのおさげにしてくくっている。軍装は扶桑陸軍ウィッチ標準の巫女服様の白装束に赤袴、脚絆と手甲といったものだが、胸のさらしが覗く程度まで思いっきり着崩して肩を出している。
脳筋めいて扶桑刀による肉薄攻撃を好む扶桑らしいウィッチで、特に大型ネウロイの撃破に長けていたことから「大物食い」と賞される。そうした勇壮剛健な雰囲気の反面、変な銃器が大好きなどという一面があり、拳銃付軍刀などというトンチキ武装も使用している模様。
1937年勃発の扶桑海事変において陸軍航空ウィッチに志願し、事変終結直前に飛行第11戦隊に配属される。戦果はほとんどないまま飛行204戦隊に異動し、錬成訓練を受けつつ准尉昇進。さらに士官教育の受講を薦められて養成学校へと入学し、少尉任官して飛行204戦隊に戻った。
その後、扶桑陸軍がシベリア鉄道経由で後方から支えるオラーシャ帝国ウラル方面の防衛線に派遣され多数の戦闘に参加。この戦線において、非力なキ43を使用しながらも夜間に来襲した大型ネウロイを迎え撃ち、全弾撃ち尽くした機銃を捨てて扶桑刀でもって2体を撃墜する大戦果を挙げ、以降大型ネウロイ相手を得意とするようになった。
こうした戦果が高く評価され、彼女も加わっていたオラーシャ南方反攻作戦「タイフーン」作戦の終了にあわせてチェリャビンスクにて新編された第503統合戦闘航空団<タイフーンウィッチーズ>のメンバーに唯一の扶桑ウィッチとして選出されている。
同じ503JFWのロザリー・ド・ラ・ポワプは「変な銃器仕入れ担当」らしいので、文代が好む変な銃器は彼女から手に入れているとおぼしい。
初出は『ストライクウィッチーズ』Blu-ray box特典「要略増補記録集」収録の503JFW紹介。ついで『ストライクウィッチーズ2』BD/DVD特典全記録収録のより詳細な503JFW紹介でも登場した。この時点では一貫して「川口文世」と表記されていた。
その後、2020年5月3日に島田フミカネ先生がTwitter上で立ち絵と簡単な人物設定を公開(「川口文代」として)。さらに翌年、『ワールドウィッチーズ 秘め歌コレクション オラーシャ北西部篇』発売に際し、ジャケットイラストと曲目が発表された中に秘め歌ドラマ枠にて「川口文代」がLynnの声付きで登場と明記されており、気づいたファンを大いに驚かせた。
当記事では、記事作成現在に使用されている「川口文代」を記事名としている。
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最終更新:2025/12/09(火) 16:00
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