川崎市交通局

川崎市交通局とは、川崎市全域で路線バスを運行する地方公営企業である。通称川崎市バス。

概要

現在はバス事業のみだがかつては路面電車、トロリーバスも運行していた。だが路面電車は1969年に、トロリーバスは路面電車より一足早く1967年に廃止されている。

路線網は南は川崎区の東扇島、北は多摩区の稲田堤駅周辺まで伸びており、横浜市港北区・都筑区・青葉区にも乗り入れる路線がある。

運賃は現金払いで大人210円、子供110円。ICカードの場合は大人206円、子供103円。深夜バスと川崎駅西口と新百合ヶ丘駅を結ぶ臨時快速バスミューザはこの2倍の運賃が適用される。

車両は公営らしく国内の全メーカーから調達している。かつては市内に工場のあったいすゞ車とふそう車がメインであった。
車番は営業所記号とメーカー番号、固有番号の組合せ。メーカー番号は10がいすゞ、20がふそう、30が日野、40が日デ。

かつては公営バスとしては珍しく高速バスを運行していた。川崎駅から東京湾アクアラインを経由し、木更津駅・袖ヶ浦駅を結ぶ路線を京浜急行バス・川崎鶴見臨港バス・小湊鐵道バス・日東交通・東京ベイサービスと共同運行していたが、袖ヶ浦駅行は2002年に路線そのものが消滅、木更津駅行は路線そのものは残っているが2004年に川崎市交通局は運行から撤退している。

営業所

営業所は以下の4つ。井田営業所は神奈川中央交通東に、上平間営業所は川崎鶴見臨港バスに運行を委託している。

• 井田営業所
川崎市高津区明津98。記号はA。東横線と田園都市線の間のエリアを担当。
• 上平間営業所
川崎市中原区上平間1140。記号はH。東海道線と東横線の間のエリアを担当。
• 塩浜営業所
川崎市川崎区塩浜2丁目2-1。記号はS。東海道線より海側のエリアを担当。
• 鷲ヶ峰営業所
川崎市宮前区菅生ケ丘41-1。記号はW。田園都市線より山側のエリアを担当。

関連動画

関連項目

• 川崎市
• 公営バス
• 公営企業