川瀬晃とは (カワセヒカルとは) [単語記事]

名前の読みは（チームメイトの中村晃と違って）「あきら」ではなく「ひかる」である。

概要

福岡ソフトバンクホークス #00
川瀬晃
基本情報
国籍	日本
出身地	大分県大分市
生年月日	1997年 9月15日
身長体重	175 cm 69kg
選手情報
投球･打撃	右投左打
守備位置	遊撃手、二塁手
プロ入り	2015年ドラフト6位
経歴
大分県立大分商業高等学校福岡ソフトバンクホークス(2016年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から軟式野球を始める。大分商業高校では1年からベンチ入りし、1年夏の甲子園ではベンチメンバー入りしたが出場機会なし。2年生から投手兼内野手としてレギュラーとなり、3年夏はキャプテンかつ1番・遊撃手としてチームを率いて決勝まで勝ち進んだが、明豊高校に敗れて甲子園出場はならなかった。

全国的には無名の部類の選手ではあったが、ソフトバンクのスカウトからは「野球センスの塊」「川崎宗則 2世」と高く評価され、2015年のドラフト6位で福岡ソフトバンクホークスに指名され入団。背番号00。高校で1学年上だった笠谷俊介と再びチームメイトになった。

1年目の2016年はプロ入り早々にランニング中に転んで左手を骨折したりしつつも、早くも三軍を脱出して二軍で30試合に出場。2年目の2017年は二軍で二塁もしくは三塁でレギュラーを獲得して81試合に出場し、オフのアジアウィンターベースボールリーグにウエスタン選抜として参加した。

2018年は二軍で4割近い打率をマークし、内川聖一や今宮健太の故障もあって5月23日に初めて一軍昇格。翌日の埼玉西武ライオンズ戦でブライアン・ウルフからプロ初安打を放った。その後すぐ二軍落ちしたが、6月に今宮の離脱で再び昇格。主に9番・遊撃もしくは二塁で7月頭までスタメンで起用された。しかし打率.188と打撃で結果が出ず、守備でもやらかしがあり、7月6日に再び抹消された後は一軍に戻れずシーズンを終えた。二軍ではフレッシュオールスターに出場し、リーグ 2位の打率.294をマーク。

2019年は三森大貴と入れ替わりで5月下旬に一軍昇格。川島慶三の離脱により6月から主に二塁で明石健志と併用されたが、打率.176と結果を残せず6月末に二軍落ち。7月下旬に復帰したが守備要員としての起用のみでまた二軍落ちしてシーズンを終えた。

2020年は牧原大成の離脱で7月15日に一軍昇格。8月20日に今宮健太が離脱して以降は、主に9番・遊撃手でスタメン起用された。打率.191、OPS.501と相変わらず打撃は非力で、周東佑京が二塁に定着してからは牧原との併用になったが、自己最多の70試合に出場、遊撃手としてはチーム最多の40試合でスタメン出場した。

2021年は周東佑京の離脱で6月11日に一軍昇格したが、この年は今宮健太が久々にフルシーズン一軍に居たこともあって牧原大成や高田知季と役割を食い合ってしまい出場機会は少なく一軍と二軍を往復、21試合の出場に留まった。

本職は遊撃手で、二塁や三塁も守る。川崎宗則本人が「僕の若い頃にそっくり」と太鼓判を押す川崎 2世。川瀬自身もプロ入り時に憧れの選手として川崎の名前を挙げていた。

プロ野球選手としてはかなりの細身で、2020年は体重64kgしかなくNPB所属選手では最軽量であった。

非常に純朴そうな童顔をしており、「コボちゃん」と呼ばれることも。イケメンという感じではないが、一部のファンからは「かわいい」と言われ、女性人気も結構あるらしい。

（2021年終了時点）