市ヶ谷有咲とは (イチガヤアリサとは) [単語記事]

市ヶ谷有咲とは、メディアミックスプロジェクト『BanG Dream！』に登場するキャラクターである。

概要

ガールズバンド「Poppin'Party」のキーボード担当。花咲川学園1年。シーズン2では2年、シーズン3では3年に進級している。10月27日生まれ。身長152cm。血液型 AB型。好きな食べ物はあんみつ、玄米、ゆでたまご。嫌いな食べ物はネギ系。趣味は盆栽、ネットサーフィン。
家族構成ははっきりと描かれていないが、父母については言及されておらず、祖母と暮らしていることのみが明らかにされ、祖母のみ作中に登場している。

質屋「流星堂」の孫娘。人見知りのインドア派だったが、バンド活動をすることで徐々に交友関係を広げ、2年生に進級してからは生徒会の書記を務めている。性格は人見知り・面倒くさがり屋。ツインテールで服装もガーリーなものを好み、女の子らしい容姿をしているものの、言葉づかいはやや乱暴で男勝り。そのうえ毒舌。メンバーの戸山香澄や花園たえのボケに対して強めの口調でツッコミを入れる、貴重なツッコミ担当。だが、褒められるとすぐに顔を赤らめて照れてしまい、なかなか自分の気持ちを素直に言いだせないものの、バンドや香澄たちのことをとても大切に思っている本音がポロっと出る。つまりはツンデレ。デレの部分は周囲からはバレバレであり、山吹沙綾からよくからかわれている。

人付き合いが苦手なことから、ポピパに入る前は学校を休んだり、早退することが多かった。それでも要領がよく、頭脳も明晰なこともあって学校の成績は学年トップという才女。1年のときは入学式で入学生代表に選ばれたが、欠席している。そのためか、友達と遊んだりするなどの学生らしい経験をしておらず、友達と一緒にお泊りをしたのもポピパの合宿が人生初だった。その反動もあってか、内心ポピパでのイベントごとを誰よりもやりたいと願っている。ただし、ツンデレ気質のために素直には言えず、回りくどいことを口走ってしまう。

昔ピアノをやっていた経験はあるものの、途中で辞めてしまいブランクもあったため、楽器の演奏にそこまで自信はない。天真爛漫で自由奔放な香澄に対しては特に強い口調で対応することが多いが、自分が変わるきっかけとなった人物であるとは認識しており、ただ素直になれないだけで、本当は香澄のことを大切に思っていることは誰の目にもあきらかである。1年生のときは、ポピパ5人の中で1人だけクラスが違っていたが、2年になって念願の香澄と同じクラスになる。

他のガールズバンドのメンバーとは当初はさほど接点が無かったものの、あるできごとがきっかけで美竹蘭と仲良くなろうとし、同じツンデレ気質で人付き合いが苦手、盆栽と華道という似た趣味を持っていることから交流を深めている。また、同じ振り回される苦労人ポジションの奥沢美咲とは何かと共感することが多く、語り合うことが多い。

2年生のときには生徒会の書記となり、生徒会長の白金隣子と共に忙しい日々を過ごしている。生徒会に入った理由は内申点が良くなりそうというやや不純な動機だったが、自分と同じように引っ込み思案ながらも生徒会長をやり遂げようとしている燐子に共感し、尊敬の念を抱くようになる。
3年生になると生徒副会長に就任し、生徒会長となった奥沢美咲と共に卒業した燐子の意思を引き継いでいる。