希望皇ホープ(英:Utopia)とは、遊戯王に関連する用語である。
カテゴリとしての初出はOCG版の「COSMO BLAZER」(CBLZ)で登場したZW(ゼアル・ウェポン)。それ以前のパックが初出のZWは全て「CNo.39 希望皇ホープレイ」を指定していた。
また、アニメでは全てのZWが「CNo.39 希望皇ホープレイ」を指定しており、「No.39 希望皇ホープ」には装備できない。なぜCBLZ以降に初出のZWだけが「希望皇ホープ」と名のついたモンスターを指定するようになったのかは不明。装備対象が広がったことは素直に喜ぶべきなのかもしれないが……。
2015年7月現在、「希望皇ホープ」と名のついたモンスターは以下の通り。
また、以下のモンスターは、ルール上「『希望皇ホープ』と名のついたカード」としても扱う効果を持っている。
カテゴリ登場時点では「No.39 希望皇ホープ」と「CNo.39 希望皇ホープレイ」しか存在しなかったが、後にホープの進化・変化形態としていくつか登場した。
「BFが~」、「リチュアが~」といった感覚で考えれば、「希望皇ホープが~」という場合、その中には「CNo.39 希望皇ホープレイ」なども含まれることになるが、会話などで「希望皇ホープが~」と出た場合、多くは「No.39 希望皇ホープ」のみを指しているだろう。
ただし、属するモンスターやサポートカードが多くなり、カテゴリとしての希望皇ホープを意識したデッキも組めるようになったことで、総称としての希望皇ホープも珍しくはなくなった。
このカテゴリのCNo.は、「No.」、「CNo.」、「CNo.39」、「希望皇ホープ」、「ホープ」の5つのカテゴリに属することになる。これは「CNo.107 超銀河眼の時空龍」と並んでカテゴリ所属数最多となる。
主に遊馬が使用するカテゴリだが、アニメでは「『ホープ』と名のついたモンスター」、「『No.39 希望皇ホープ』と名のついたモンスター」などを指定するカードが存在するのみで、「『希望皇ホープ』と名のついたモンスター」を指定するカードは存在しない。
「『希望皇ホープ』と名のついたカード(モンスター)」に関する効果を持つカード。
エクシーズモンスターに限定したものとそうでないものが混在しているが、現状希望皇ホープにはエクシーズモンスターしかいないため、カード名をコピーした場合を除き区別する必要はない。
初期に登場したものを除くOCG版ZWは、基本的に「このカードを自分フィールド上の『希望皇ホープ』と名のついたモンスターに装備できる」という形で指定する。詳細は「ZW」を参照。
アニメでは「ZS-双頭龍賢者」が「『ホープ』と名のついたモンスター」を指定していた。
新たなZEXALとなった遊馬とアストラルがシャイニング・ドローによってドローしたカード。
遊馬VSMr.ハートランド戦(カイトから引き継ぎ)で登場し、「銀河眼の光子竜」が自身の効果でゲームから除外されたことをトリガーに効果発動、「銀河眼の光子竜」をフィールドに呼び戻し、さらにMr.ハートランドのインフェクション・バグ・トークンをまとめて除外した。
ドロー効果はテキストで確認できるのみで1度も使用されることはなかった。
OCGでは、ドロー効果の制限が「ホープ」から「希望皇ホープ」に変更されたほか、除外モンスターを呼び戻せるのはバトルフェイズのみ、除外できるのは攻撃力3000以下1体のみなど、全体的に弱体化された。
詳細はそれぞれの記事を参照。
個別記事の存在するものについては当該記事を参照。
アニメ出身のカードについては、特に効果を適用できるモンスターについて指定のなかった効果に対して、OCGで制限をかけるために「『希望皇ホープ』と名のついたモンスター」という条件を追加するというものが多い。
アニメでは「希望皇ホープ」とは無関係な効果であった。
サルガッソでの遊馬VSベクター戦で登場し、「No.39 希望皇ホープ」の効果のために使われた。
OCGではアニメでの縁もあってか、「希望皇ホープ」のサポートに改変されている。
アニメでは「No.39 希望皇ホープ」のみを指定する効果であった。
元々真月零から託されたカードで、人間世界での遊馬VSベクター戦で登場。「CNo.39 希望皇ホープレイV」に装備してその効果でベクターのフィールドを一掃した。
だが、このカード自体がベクターの罠であり、サルガッソでの再戦時、「Vain-裏切りの嘲笑-」の効果で墓地へ送られ、遊馬を窮地へと追い込むことになる。
これもまた、OCGで「希望皇ホープ」サポートに変えられた1枚。蘇生対象が変更された。「V」サポートのほうは直接ホープレイVを指定するように改変されている。
OCGオリジナルのホープサポート。
効果発動回数の制限は特に無いため、ホープ→ホープレイorホープONE→ホープ・ザ・ライトニングのようにエクシーズ召喚するだけで3枚ドローできる。
OCGオリジナルのサポートカード。
ホープ→ホープレイorホープONEの手順でかっとビングカウンターを2つ貯められ、そのまま(3)の効果へつなぐことができる。
オノマトピアは、オノマトペ(ア)とユートピアをかけたものか。
ユートピアは希望皇ホープの英名として用いられている。
OCGオリジナルのホープサポート。由来はアニメ・漫画における「No.39 希望皇ホープ」の攻撃名。
破壊耐性、攻撃力上昇、エクシーズ素材の代用の3つの効果を持つ。
ダメージのついた「地割れ」。
遊馬VSキャプテン・コーン戦で登場。一度は「コーンがらがる」で無効化されたものの、次のターンに「リメンバー・アタック」で「No.50 ブラック・コーン号」を破壊することに成功した。
このとき、なぜか、モンスターの効果を無効にする「コーンがらがる」で無効化されている。
遊馬VSアストラル戦で再登場し、アストラルの「No.6 先史遺産アトランタル」を破壊した。
OCGでは「希望皇ホープ」の存在が発動条件に追加された。
OCGオリジナルの希望皇ホープサポート。由来は「No.39 希望皇ホープ」の効果名。
「No.39 希望皇ホープ」の攻撃無効効果とコンボできるようになっている。(1)の2つ目の効果は「ダブル・アップ・チャンス」をイメージしたものだろう。
なお、(1)のエンドフェイズにする効果は希望皇ホープと関係ないので「ネクロ・ガードナー」などをトリガーにして使うこともできる。
装備モンスターの攻撃時に魔法・罠を発動を許さず破壊できる。
遊馬VSエリファス戦で登場し、ホープに装備してエリファスの「神秘の鏡」を破壊したのだが、「NO4 エーテリック・アヌビス」の効果によって破壊されたカードが復活してしまったため、あまり意味がなかった。
OCGでは装備対象が希望皇ホープに限定された。
イラストには「ゴゴゴゴーレム」が機械に乗ってリバースカードを破壊する姿が描かれているのだが、この効果の改変によってイラストと効果が矛盾してしまった。
遊馬の夢の中に出てきた謎の扉。最終話でカードとして登場した。
闘いの儀、遊馬VSアストラル戦で登場。遊馬の「FNo.0 未来皇ホープ」の攻撃に対して発動されたが、遊馬は「ダブル・アップ・チャンス」を発動、再び攻撃したことでこのカードは破壊された。
OCGでは表示形式の指定がなくなったほか、墓地のNo.を除外する効果は希望皇ホープを、同名カード1枚のみと制限された。
セットカードを破壊できる。
遊馬&IIIVS蝉丸戦で登場。「No.39 希望皇ホープ」をコストに発動した。
OCGではアニメでリリースされたモンスターに合わせてか、「希望皇ホープ」と名のついたモンスターが条件となった。また、なぜか通常魔法から通常罠へとカードの種別自体が変更されている。おかげで「ベビー・トラゴン」の描かれたイラストと効果が矛盾してしまった。
属するモンスターは全て「No.」と名のついたモンスターなので、そのサポートカードの対象となる。
また、このカテゴリに内包されるカテゴリとして、「CNo.39」が存在し、「DZW-魔装鵺妖衣」、「奇跡の創造者」(使用不可)が指定する。
アニメにおいては、「DZW-魔装鵺妖衣」は「CNo.39 希望皇ホープレイ」と名のついたモンスターを指定していた。
後述のように「ホープ」というカテゴリも存在する。ただし、条件の都合上、全ての希望皇ホープが含まれるものではない。
アニメでは「ZW-天風精霊翼」が「No.39 希望皇ホープ」と名のついたモンスターを指定していた。この場合、「No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ」や「No.93 希望皇ホープ・カイザー」は含まれないことになる。
「輝望道」、「マスター・ピース」の効果によって指定されるカテゴリ。どちらも墓地からモンスターを蘇生させてそれを素材にエクシーズ召喚する効果を持つ。エクシーズ召喚できるモンスターはそれぞれ素材3体のもの、素材2体で光属性のものを指定する。
アニメでは、OCG化されて希望皇ホープサポートに改変されたもののほか、「ZS-双頭龍賢者」、「希望の鼓動」、「アルティメット・ホープ剣」、「ナンバーズ・フレーム」が「ホープ」と名のついたモンスターを指定していた。
現状、素材2体だが闇属性の「No.98 絶望皇ホープレス」、素材となるモンスターが素材を持っていなければならない「No.93 希望皇ホープ・カイザー」は上記の2枚でエクシーズ召喚できず、このカテゴリに含まれない。当然ながらエクシーズモンスターですらない「ワーム・ホープ」、「絶望神アンチホープ」、「魔界劇団-ワイルド・ホープ」も含まれない。
英語名では希望皇ホープをUtopia、それ以外のホープをUtopicとしているため、海外におけるこのカテゴリの指定は「"Utopia" or "Utopic"」となっている。しかし、「No.98 絶望皇ホープレス」の英語名にはUtopicが含まれない(絶望皇ホープレスはAntitopianと訳されている)。「マスター・ピース」は光属性のみを指定しているため、現状問題はない。
漫画版ZEXALではZEXALが使用したランクアップマジック。墓地のNo.をSNo.扱いとしてランクを1つ上げてエクシーズ召喚する。ただし、元々SNo.であるモンスターについてはランクを上げずにそのままエクシーズ召喚する。
作中での扱いはランクアップではあるが、新たなモンスターを出すのではなく、元々のモンスターのランクをただ1つ上げるだけという変わった効果。
VSe・ラー戦で登場。墓地の「No.37 希望織竜スパイダー・シャーク」、「No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー」、「SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング」をエクシーズ召喚し、それらを素材として「SNo.0 ホープ・ゼアル」をエクシーズ召喚した。
3体のNo.の特殊召喚は間違いなくこのカードの効果だが、その後のホープ・ゼアルのエクシーズ召喚がこのカードの効果によるものか、ホープ・ゼアル自身に備わったテキストかははっきりしない。
OCGにおけるホープ・ゼアルの素材指定が同ランクのNo.3体となっており、後者の形になっているが、同時にRUMをコストとした召喚方法も持つ。
墓地からの特殊召喚だが、セリフではエクシーズ召喚として扱われている。
通常魔法
このカードを発動するターン、
自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
(1):自分の墓地のモンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスター3体を効果を無効にして特殊召喚し、
その3体のみを素材として「ホープ」Xモンスター1体をX召喚する。
OCG化の際には墓地のNo.3体を特殊召喚し、それらのみを素材とするエクシーズ召喚を行うカードになっており、ランクアップとは殆ど関係がなくなっている。
「輝望道」のOCG化に際して汎用性を上げつつ原作の雰囲気を残すためにこのようなカテゴリが生み出されたか。もっとも、漫画で素材にした3体はランクがバラバラの上にOCG版ホープ・ザ・ライトニングはエクシーズ召喚の素材にできないのでどうやっても原作再現は不可能だが。
条件を満たすモンスターは以下の通り。
アニメZEXALで遊馬が使用した罠カード。
「マストダイ・ドロー」によるドローの際にシャイニング・ドローで創造され、そのまま「マストダイ・ドロー」の効果で発動された。墓地の「ガガガガンマン」と「ガガガザムライ」を素材に「FNo.0 未来皇ホープ」をエクシーズ召喚している。
遊馬の指で隠れているためテキストの全文は読み取れないが、どうやら素材にするモンスターのレベルを調整するような効果を持っていた様子。しかし、作中ではそもそもレベルを持たないモンスター・エクシーズが素材になっており、遊馬のセリフの説明でも「このターンバトルで墓地に送られたモンスター2体でエクシーズ召喚できる」としか説明されていない。
名前は「最高傑作」を意味する。アニメZEXAL第1期のオープニングテーマと同名(厳密には曲名の方は"・"がない)。このカードの英語名は「Halfway to Forever」であり、これは海外版ZEXALⅡのオープニングテーマと同名である。
OCGではホープ専用のカードとなったが、素材にできるモンスターの条件がなくなっている。もちろんアニメの再現も可能。ただし、一度特殊召喚してから素材にするので、蘇生制限を満たしていないモンスターは素材にできない。エクシーズモンスターを素材にする未来皇ホープを使う場合に注意が必要。
条件を満たすモンスターは以下の通り。
掲示板
150 ななしのよっしん
2024/05/21(火) 08:31:06 ID: LzihAdlsoe
ホープデッキは好きなのにコイントス手札操作チートBotのせいでMDだとかなり評価悪い
よくもまあ相手すれば都合よくドラグナー展開に事故札の自分フィールド潰しての回復カードが揃ってるものだ
普通の人が使えばデストラクトポーションとトラップトリック神秘の中華鍋あたりがだぶついて成功率なんて30%もいかないだろう
151 ななしのよっしん
2024/09/19(木) 19:28:51 ID: mg2+hTSVoh
ドラグナーは強い筈なんだけどけどドラグナーに繋ぐまでの動きが弱い…のかな
152 ななしのよっしん
2024/09/19(木) 19:31:56 ID: fbct2dDx1G
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最終更新:2024/10/05(土) 07:00
最終更新:2024/10/05(土) 06:00
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