帝釈天とは、須弥山の頂上にある忉利天(三十三天)の善見城に住む仏教の守護神である。
バラモン教・ヒンズー教・ゾロアスター教などの神、インドラが転じたもの。
四天王を配下として、人間だった頃の友人知人で一緒に神になった32人を大臣として忉利天に住まわせている(三十三天の別名はここに由来する)。
釈迦が悟りを開くきっかけを作り梵天と並ぶ二大護法善神と称される一方、元々神様だった阿修羅が人間道の下にあたる修羅道に落っこちたのは、だいたいこいつのせいだったりする(端的に言うと、帝釈天が阿修羅の娘をレイープした)。その辺りの経緯を題材にした小説もあったりする→宇宙皇子 天上編(藤川桂介)
ちなみに釈迦 提桓因陀羅、釋提桓因とも呼ばれ、朝鮮神話の天帝である桓因の由来ともされる。
日本では葛飾柴又の帝釈天が有名。主に「男はつらいよ」の寅さんとかで。
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9 ななしのよっしん
2023/11/03(金) 10:13:01 ID: rp4iiVjP7q
嫁取りの顛末は、元々阿修羅も帝釈天に嫁に出すつもりだった娘を待ちきれなかったこいつが既成事実作って勝手に連れ帰ってしまった事にキレたもの
娘の舎脂の方も経緯はどうあれ最終的に実家(アスラ族)より旦那(ディーバ族)になびいて一族の敵になったので二人に対し余計にキレた
これ中世くらいの価値観で説話にする事を考えると親や氏族の意向を無視した結婚だから阿修羅に同情的なエピソードになるけど、古代以前や近代以後だと別な解釈になりそう
10 ななしのよっしん
2023/11/03(金) 10:33:38 ID: 0pMK/iUJ6+
同じカミナリ様のゼウスとかいうクソ主神といい、なんでサンダー系は他人をキレさせる&勝手にキレるDQNが多いのか
11 ななしのよっしん
2024/01/30(火) 12:23:45 ID: rp4iiVjP7q
元々雷とか暴風雨など災害の擬人化だからだろう
インドヨーロッパの系統は大体メソポタミアのエンリルにさかのぼるがその時点ですでに善悪混ざった存在…むしろ悪寄り?
主神に祭り上げられたり戦争で頼りにされる過程でいい話が付くのでは
主神でもなくおとなしめの設定なら北欧神話のトールあたりになるか
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最終更新:2024/04/24(水) 15:00
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