平成狸合戦ぽんぽことは、1994年に公開されたスタジオジブリ制作のアニメ映画である。
原作・脚本・監督を高畑勲、テーマソングを上々颱風が担当した。
多摩ニュータウンを舞台に、宅地開発から住処の森を守るべく「化学(ばけがく)」と呼ばれる技術を復活させ人間たちに立ち向かう狸たちの奮闘を描いた作品。
劇中での狸たちは主に擬人化された姿で描かれており、声優に起用された芸能人や落語家たちの演技と相まって個性的で魅力にあふれたキャラクターとなっている。
前年の海がきこえるとは違いれっきとした劇場アニメ作品だが、ナウシカ並みに何度も金曜ロードショーで放送されているためテレビの印象が強い人も多いかもしれない。
狸を人に置き換えるとまるで強大な征服者に対抗しようとした原住民の様だとも言われる。
土地を奪われ、抗おうとするが敵わず、シャーマニズム(ばけがく)も否定され、敵側の社会に溶け込むしか生きる道は無いと諦める者と最後まで抗い続ける者で意見が分かれていき、最後には社会に溶け込んだ少数がひっそり生きていくと言った所が風刺と捉えられるようだ
掲示板
98 ななしのよっしん
2025/01/26(日) 19:55:11 ID: PcxrKI+Bs1
地方は限界を通り越した廃村が増え、手つかずの自然にどんどん飲み込まれていく
多摩ニューもバブル期にストックされた土地が開発もされないまま住民たちは後期高齢者となり当の昔に人口減少局面へ
羽振りの良かった頃の中国人に休眠地が安く買い叩かれたこともあったがそれも一時のブームに過ぎなかったな
ぽんぽこみたいな映画のネタになる大規模造成の方が絶滅してしまった
なんせ未婚率がもうそろ70%ラインで子供もいないし家族という単位が減っていく一方で宅地需要がない
移民国家にでもならない限り土木でバブリィーな時代なんて再来することもないだろうな
99 ななしのよっしん
2025/01/26(日) 23:34:04 ID: /yhnmVBrZb
土木を文字通りの意味に限定すればそうだろうけど、
この映画の描いてる大規模造成事業ってのは土木に限定された話ではなく
社会や時代の圧倒的な変化に「故郷」が押し流されていくのを
土着のたぬき達がどう対応していくのか/できないのか、って話でもあるから、
これからの日本は否応なしにそういう時代に入っていくよ
100 ななしのよっしん
2025/04/10(木) 19:52:07 ID: iRYlk/I+UO
>>98
この映画を観たのは小学生の頃だったけど、そんな時代になるとはまったく想像もつかなかったよ
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最終更新:2025/04/12(土) 08:00
最終更新:2025/04/12(土) 07:00
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