平松伸二とは、『ドーベルマン刑事』や『ブラック・エンジェルズ』等の作品で知られる日本の漫画家である。主に集英社や日本文芸社の漫画雑誌で活躍している。
1955年8月22日生まれ。岡山県高梁市出身。妻は漫画原作者の安江うにで、夫婦合作の作品『極ラクゴ』も発表している。
デビュー作にして代表作『ドーベルマン刑事』(原作:武論尊)を筆頭に、『ブラック・エンジェルズ』『マーダーライセンス牙』『東京UWF』『外道坊』等々、法で裁けない悪党や外道を、主人公達が徹底的に断罪し叩き潰すという趣旨のハードな作品を数多く手掛けており、筆者自身も「常に怒りの気持ちを抱いて書いた」「怒り、屈辱、劣等感など陰のエネルギーが原動力」という旨の発言をしている。
漫画連載当時の世相や時事ネタを取り入れる事が多く、特に『マーダーライセンス牙』では、東アジア反日武装戦線事件と死刑存廃問題を絡めて題材としたために抗議を受けて単行本未収録になった話が出たほど。近作『ザ・松田 ブラックエンジェルズ』では尖閣諸島問題に大津いじめ事件、果てには東日本大震災や原発事故、日本の近隣国との領土問題までも題材として扱い、DV癖で世間を騒がした人間国宝、金で虚構の人気を作った枕営業アイドルグループさえも容赦なく殴り倒していくという内容を描いてネット上でも読者からの評判を呼んだ。
なお、1987年に『モンスターハンター』という作品を発表しているが、これは飯塚幸弘の同名小説の漫画版であってCAPCOMの某ゲームとは全く関係ない。尤も現在では後者が圧倒的に知名度が高い為、偶にネタとして漫画が話題に上がる事もある。
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最終更新:2024/04/20(土) 04:00
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