平沢大河とは (ヒラサワタイガとは) [単語記事]

平沢大河（ひらさわ　たいが、1997年 12月24日-）とは、宮城県出身のプロ野球選手（内野手）である。現在は千葉ロッテマリーンズに所属。

概要

広角に打てる打撃が特徴。野村克也からはスイングスピードが早く、欠点がないのが欠点と評される。

小学校から野球を始める。

仙台育英高校では1年夏にチームは甲子園に出場したが、ベンチ入りはならなかった。1年秋からレギュラーを獲得。2年春は6試合で3本塁打12打点と活躍し、東北大会ベスト8進出に貢献。3年に主将となる。夏は打率.240だったが、3本塁打6打点をマークし、準優勝に貢献した。その後はU18ワールドカップの日本代表に選出され、国際大会を経験。優勝はならなかったが、10打点の活躍でベストナインに選ばれた。なおこの頃には木製バットで対応している。高校通算22本塁打。

2016年は石垣島キャンプからルーキーで唯一一軍に帯同するがオープン戦で結果を残せず二軍降格となる。5月11日に一軍登録されるとその日の福岡ソフトバンクホークス戦でプロ初出場。5月14日の楽天イーグルス戦でプロ初スタメンに抜擢されるもノーヒットのまま二軍再調整となる。7月30日に再度一軍昇格。8月17日、地元仙台にて行われた楽天イーグルス戦にて24打席目にしてプロ初安打を放った。

2018年は開幕一軍入りを果たすものの、藤岡裕大が遊撃手レギュラーに定着。出場機会を得るため一塁手・三塁手・外野手としても出場した。なかなかスタメン出場の機会がなかったが、6月20日の読売ジャイアンツ戦でサヨナラ打を放って以降主に右翼手でスタメン起用されるようになる。その後シーズン終了まで出場し続け112試合に出場、初めてフルシーズン一軍に帯同した。オフにはオーストラリアの野球リーグに派遣されるた。

2019年は本人の希望で遊撃手に専念するが藤岡・三木亮の存在もありスタメン出場の機会は限られた。藤岡が怪我で戦列を離れていた8月はスタメンで多く起用されたが、藤岡が復帰すると再び控えにまわり前年の半分以下である51試合出場にとどまった。

2020年も遊撃手一本で勝負したが、右肘痛に悩まされ、二軍でも打率.142と全く結果を出せなかった。10月に右肘の出術をすることになったため、一軍出場なしに終わった。

2021年も一軍出場はなかった。

2022年は開幕を一軍で迎えたが、13試合の出場で3安打と結果を残せなかった。二軍では打率.278で首位打者となった。

2023年は57試合の出場で打率.170、3本塁打、8打点だった。

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