平穏世代の韋駄天達とは (ヘイオンセダイノイダテンタチとは) [単語記事]

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平穏世代へいおんせだいの韋駄天達いだてんたち とは、天原による漫画作品である。

概要

2008年から「新都社」にて連載されていた。が天原が商業デビューで連載3本を抱えてしまった為2016年を最後に更新停止。

2018年 8月からリメイク版を「ヤングアニマル」で作画：クール教信者にて連載開始。

2021年に制作：MAPPA アニメ化し、原作のほぼ更新停止箇所までを映像化。

2023年 4月、掲載のリメイク版58話にて原作・アニメの先が掲載され、
2024年 8月9日に完結した。

あらすじ

かつて世界は魔族に蹂躙され、人類は滅亡の危機に瀕していた。その魔族を倒すため、人間の祈りから生まれた韋駄天と呼ばれる戦いの神。彼らは魔族を封印し、世界に平和をもたらした。

それから約８００年――韋駄天のハヤトは師匠・リンの教えの下、魔族が復活した時に備えて修行に明け暮れていた。そんな中、北の大氷河地帯に帝国ゾブルの軍人が集まっているという情報を得たため、同じく韋駄天のイースリイ、ポーラとともに現地へ赴く。

登場人物

韋駄天

ハヤト（cv：朴璐美）: 強さのみを追い求めてリンの元で修行を続ける韋駄天。
イースリイ（cv：緒方恵美）: 落ち着いた性格で勉強や読書が好きな韋駄天。自分を含めた韋駄天や魔族の存在に強い興味を示しており、人間の機関を傘下において色々研究を行っている。
解説メガネ枠で作られたキャラだが、作品が頭脳バトルよりになったので作者公認で実質主人公に。
ポーラ（cv：堀江由衣）: 鳥と話す事が出来る優しい韋駄天。
リン（cv：岡村明美）: ハヤトの師匠で現代最強の韋駄天。
プロンテア（cv：石田彰）: リン修行を完遂した韋駄天。リンに継ぐ強さを持っており現代社会に溶け込むなど常識的だが、頭脳面は常人レベル。

魔族

ピサラ（cv：瀬戸麻沙美）: ゾブル帝国軍大将。
ニッケル（cv：上坂すみれ）: ゾブル帝国防衛兵士長。魔族の中でも随一の戦闘力を誇る。
コリー（cv：石上静香）: 少年兵。
ネプト（cv：天田益男）: ゾブル帝国海軍大将。
ミク（cv：伊瀬茉莉也）: 調教師。戦闘力は低いが頭脳面では魔族随一。
天原「”調教”だから名前はミクな！」
ブランディ（cv：本名陽子）: ゾブル帝国王妃。
タケシタ（cv：宮本充）: ゾブル帝国皇帝。
オオバミ（cv：チョー）: 兵器開発局局長にして、「魔王」を名乗る存在。常に機械を通してコンタクトする為、誰も本当の姿を見た事は無い。

人間

ギル（cv：伊藤静）: 平和を願うシスター。ゾブル軍の侵略を受け捕虜になってしまう。

用語

韋駄天: 作中世界における戦いの神。人々の願いから”発生”する精神エネルギー的存在で高速で駆け抜ける足の早さと人外パワーを持っており、不死身ではないが何百年を生きる長い寿命と心臓や頭部を潰されても再生する不死性を持っている。しかしあまりにフィジカル強者故か頭脳面は常人以下が多い。; 「人間が絶滅する危機」を助ける存在だが、絶滅の危険性の無いような人間同士の争いには基本ドライで不干渉。; 800年前の戦いを経験していない平穏な時代に発生したハヤト達は「平穏ゆとり世代の韋駄天達」と呼ばれている。
魔族: 800年前に世界を滅ぼしかけた怪物。人間の通常兵器が通じず、下級でも並み韋駄天以上のパワーを持っている。しかしエネルギー的存在の韋駄天とは違い”生物”なので数百年に耐える寿命は無く、心臓や頭部に致命傷を負えば絶命する。
現在はゾブル帝国を隠れ蓑に人間に擬態して力を蓄えている。