平良拳太郎とは (タイラケンタロウとは) [単語記事]

平良拳太郎（たいら　けんたろう、1995年 7月12日-）とは、沖縄県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は横浜DeNAベイスターズに所属。

概要

横浜DeNAベイスターズ #59
平良拳太郎
基本情報
国籍	日本
出身地	沖縄県国頭郡今帰仁村
生年月日	1995年 7月12日
身長体重	180 cm 80kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2013年ドラフト5位
経歴
沖縄県立北山高等学校読売ジャイアンツ(2014年-2016年) 横浜DeNAベイスターズ(2017年-)
プロ野球選手テンプレート

小学校から野球を始める。中学時代は軟式野球をやり、3年時に全国大会でベスト4に進出した。

北山高校では1年からベンチ入り。2年夏に沖縄水産戦で3安打完封勝利を挙げ注目を集め、3年春は県大会優勝、九州大会ではセンバツ出場校の創成館相手に16奪三振完封勝利を挙げベスト8に進出。3年夏は延長戦の末サヨナラホームランを浴びてまさかの初戦敗退、甲子園出場はなかった。

2014年は二軍で主に先発として7試合に登板、防御率1.71と好成績を挙げる。しかし2015年は二軍でも防御率5点台に終わり、一軍昇格なし。

2016年は二軍で開幕投手を務める。4月7日の阪神タイガース戦でデビューしたが、福留孝介に2ラン本塁打を打たれるなど4回4失点で敗戦投手になるなどほろ苦いデビューとなった。一軍ではこの1試合に終わった。二軍では6勝2敗、防御率2.31の好成績を挙げ、オフにはプエルトリコのウィンターリーグに参加した。

同年は5月10日の中日ドラゴンズ戦で移籍後初登板初先発、5回1失点でプロ初勝利を挙げた。しかしその後は3連敗を喫して4試合1勝3敗、防御率7.07という成績でシーズンを終える。

2018年はキャンプで右ひざを負傷したため、開幕を二軍で迎えた。5月半ばに一軍復帰。谷間で投げたあと、後半戦からは先発ローテーション入りし、9月には菅野智之に投げ勝つなど3戦3勝の好成績を挙げた。13試合の登板で5勝3敗、防御率3.49だった。

2019年は9月20日の巨人戦で山口俊と対戦。史上初のFA移籍選手とFAの人的保障選手による対戦となったが、4回4失点でKO負けとなった。15試合の登板で5勝6敗、防御率4.11だった。

2020年は開幕から先発ローテーション入りし、8試合連続でクオリティースタートをクリアしたが、8月には背中の違和感で2ヵ月戦線を離脱する。そのため14試合の登板に留まった。

2021年は開幕から先発ローテーション入りしたが、右肘に異常が見つかり、6月7日に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。オフに自由契約となったが、12月9日に育成選手として再契約した。背番号は059。

2022年 7月22日に新型コロナウイルスに感染し療養となり、7月30日に支配下選手に復帰した。背番号は59。一軍登板はなかったが、二軍では4試合に登板した。

2023年は11試合に先発登板し、4勝4敗だった。