平野恵一 単語

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平野恵一ひらの けいいち、1979年4月7日-)とは、神奈川県出身の元プロ野球選手内野手外野手)である。現在阪神タイガースコーチ

概要

桐蔭学園高等学校東海大学を経て2001年ドラフト自由獲得オリックス・ブルーウェーブに入団。

2004年に初めて規定打席に到達すると、2005年にはオールスターにも出場。打率も.285とキャリアハイを残した。

2006年は強の吹くマリンスタジアムでダイビングキャッチした際にフェンスに突するが、執念でボールは離さなかった。しかし、選手生命を脅かすような大怪を負いシーズンの大半を棒に振った。

2007年は外野にコンバートテリーコリンズ監督に1番センターとして期待されたが、打撃不振でわずか58試合の出場に終わった。オフに交換トレードにより阪神タイガースに入団した。

2008年関本賢太郎と併用でセカンドで使われたが、ライトでの起用もあった。内外野で度重なる好守を見せ、3年ぶりの規定打席到達、47犠打などが評価されカムバック賞を受賞した。

2009年赤星憲広の負傷もありセンターでの出場も増え、2年連続の規定打席到達となった。

2010年は開幕から打ちまくり前半戦を首位打者折り返し、5年ぶりのオールスターにも出場。最終的にリーグ2位打率.350、球団記録の59犠打マークし、自身初となるベストナインゴールデングラブ賞二塁手部門で受賞した。セカンドでの出場が多かったが、守備固めでライトセンターに回ることも多かった。

2011年セカンドセンターを兼任で守る羽に。2012年上本博紀が台頭し、控えでの出場が多くなった。

2012年オフFA宣言。しかし年俸が高すぎるせいもあってか手を挙げる球団がなく、阪神に大減俸で残留するしかないような状況だったが、年末になってようやく古巣のオリックス・バファローズが手を挙げ、6年ぶりに古巣復帰となった。

2013年は故障で前半戦を棒に振り、打率2009年以来の3割を記録したが、56試合の出場に終わる。8月28日東北楽天ゴールデンイーグルス戦で通算1000安打を達成した。

2014年は前年とは違い、レギュラーとして出場。優勝はならなかったが、Aクラス進出に大いに貢献した。

2015年シーズンを持って現役を引退した。

入団から2007年までは内野手登録、2008年2009年外野手登録、2010年からは再度内野手登録となっていた。

現役引退後

引退後休む間もなく阪神タイガース2016年度の二軍守備走塁コーチに就任。翌年の2017年からは一軍打撃コーチを務め、2020年二軍内野守備走塁コーチに異動。2021年からは二軍打撃コーチを務める。

選手としての特徴

小柄ながら、身体センスでそれをカバーし、ダイビングヘッドスライディング等の果敢なプレイが持ち味。

セカンドが中心であるが、チーム事情に応じてセンターライト等もそつなくこなすユーティリティープレイヤー。守備範囲も広く、ダイビングにより積極的な捕球を試みる(ただし、縦の打球判断は若干悪く、センター時の守備範囲はそこまで広くない)。

一方打撃面では慎重な面があり、揺さぶる意味でバントの構えを多用し、結果カウントを悪くして退するという場面が多かったが、近年はしっかりと芯で捉えてヒッティングする場面が多くなっており、改善を見せている。

小兵選手にありがちな流し打ち中心の打撃だけでなく、引っり方向にも痛な打球を放つことができるの強み。また、左打者であるが、対左投手のほうが成績が良い。

バントについては、しっかり構えず、セーフティー気味に、当て逃げのようにすると成功率が上がるという不思議な成績となっている。

についても準以上のを持っており、一塁へのヘッドスライディングは彼の代名詞とも言えるが、最近では走り抜けることも多くなっている。盗塁は苦手としており、大胆なスタートが切れず、刺されてしまうことが多い。そのため、盗塁数は脚して異様に少ない。

一時期スイッチヒッターだったが、結局打率安定を的に左打ちに戻した。(左打ちなので、右にも挑戦ということになる。)その後打率は安定している。

ハイタッチが強い。真弓明信監督平野とのハイタッチの際は手を少し引いている。この行動監督に対するアピールなんじゃないかというもある。

人物

応援歌

球団 レス No プレイヤー
オリックス 応援歌のピコカキコ一覧#342 9403
9403
阪神 応援歌のピコカキコ一覧#696 10765
9159
オリックス 応援歌のピコカキコ一覧#855 11463
11463

通算成績

通算:14年 試合 打席 打数 得点 安打 本塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 併殺打 打率 出塁率
NPB 1260 4887 4239 516 1184 18 263 60 256 16 324 52 622 49 .279 .337

表彰

ベストナイン 2回 二塁手2010年2011年
ゴールデングラブ賞 2回 二塁手2010年2011年
MVP 1回 2010年7月
カムバック 2008年
オールスターゲーム新人賞 2005年

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