平野綾(ひらの あや)とは、日本の女性声優、女優、歌手である。
所属事務所はGrick。所属レコード会社はユニバーサルシグマ。
2011年8月20日まではスペースクラフト・エンタテインメントに所属していた。
10歳の頃から芸能界で活躍しており、子役時代には 花王「ロリエ」や日清「ごんぶと」のCMなどに出演していた他、アイドルとしてCDも発売していた。
顔出しの仕事を中心に活躍していた頃は、本人曰く 「顔が童顔の為、実年齢よりも下の年齢の役が多かったが、演技の時は声が大人っぽくなっていたので、『どちらかに統一してくれ』とよく言われていた」と語っている。
声優としては、2001年にアニメ『天使のしっぽ』にてサルのモモ役でデビュー。その後『キディ・グレイド』のリュミエール役、『アイシールド21』の姉崎まもり役を担当し、2006年には自身のブレイクのきっかけとなった、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ役で人気声優としての地位を不動の物とする。
上記のハルヒ役やアニメ『DEATH NOTE』の弥海砂役のようなハイテンションな少女役、リュミエールのような少し背伸びをした大人しい少女、アニメ『NANA』のレイラ役のような大人の美女、また 近年はアニメ『ドラゴンボールZ・改』のデンデのような少年役や、アニメ『ジュエルペット』シリーズのガーネット役、アニメ『アンパンマン』のコキンちゃん役などのマスコットキャラクター役なども担当し、様々な役柄の演じ分けで 一層評価を高めている。
ブレイクした当時、地声はまだ甲高いロリータボイスだったが、ひとたび演技をすると独特のハスキーさを帯びた色気のある声になるのが特徴的だった。ブレイクのきっかけとなったハルヒ役に抜擢した 音響監督の鶴岡陽太氏は「声のキャパシティーの大きさ。ハルヒは感情のふり幅が大きいので、キイキイしない幅の広さがポイントでした」と平野を起用した理由について語っている。
2010年以降は、当時の所属事務所の営業方針で タレントとしてTV番組へ顔出しで出演する機会が大きく増えた。
その後、2011年8月に先述の事務所を退所。以降は変わらず声優として活動しながら、TV番組のMCやミュージカル女優、ナレーターなど、活躍の場を多方面に広げている。
特にミュージカル女優としての頭角の現し方は顕著で、帝国劇場で上演されたロングランミュージカル『レ・ミゼラブル』では、主要登場人物であるエポニーヌ役に声優としては坂本真綾に続き史上2人目に抜擢される。
そんなミュージカルでの舞台経験が活きているのか、近年出演作での演技の存在感が際立っており、彼女の演技力の高さを再評価する声も 少なからず増えてきている。
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最終更新:2023/06/08(木) 22:00
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