広尾線(ひろおせん)とは、かつて存在した日本国有鉄道の鉄道路線である。
広尾線 | |
---|---|
概要 | |
起終点 | 起点:帯広駅 |
終点:広尾駅 | |
駅数 | 17駅 |
基本情報 | |
開業日 | 1929年11月2日 |
所有者 | 日本国有鉄道 |
使用車両 | 国鉄9600形蒸気機関車 |
路線諸元 | |
路線総延長 | 84.0km |
軌間 | 1,067mm |
電圧 | 非電化 |
(全線) | |
改正鉄道敷設法別表第133号「膽振國苫小牧ヨリ鵡川、日高國浦河、十勝國廣尾ヲ經テ帶廣ニ至ル鐵道」の一部分が実現する形で開通した路線である。ちなみに、そこから先は日高本線として開業し、未成線の部分は国鉄バスによる路線バスとなった。
鉄道省の路線として開業し、1949年6月1日に日本国有鉄道に引き継がれた。
1970年代から1980年代にかけて広尾線の2駅である「愛国駅」から「幸福駅」への区間の切符が「愛の国から幸福へ」と言われてブームとなった。この間に両駅を中心として広尾線は観光路線となり、観光施設も2駅の付近に多数開設された。
これらの駅の人気に関わらず利用客は伸び悩み、1984年6月22日には第2次特定地方交通線に指定。当時の輸送密度は1日あたり1098人であったという。最終的に、JR化を待たずして1987年2月2日をもって全線廃止となり、十勝バスによる輸送に転換された。なお、上述の愛国駅・幸福駅をはじめとしたいくつかの駅施設については、廃線後も交通公園などの形で残されている。
駅名 | 接続路線 | 所在地 |
帯広駅 | 日本国有鉄道:根室本線、士幌線 | 帯広市 |
依田駅 | 中川郡幕別町 | |
北愛国駅 | 帯広市 | |
愛国駅 | ||
大正駅 | ||
幸福駅 | ||
中札内駅 | 河西郡中札内村 | |
更別駅 | 河西郡更別村 | |
上更別駅 | ||
忠類駅 | 広尾郡忠類村 | |
十勝東和駅 | 広尾郡大樹町 | |
大樹駅 | ||
石坂駅 | ||
豊似駅 | 広尾郡広尾町 | |
野塚駅 | ||
新生駅 | ||
広尾駅 |
掲示板
1 ななしのよっしん
2018/05/27(日) 21:44:20 ID: CGO3IYCnau
盲腸路線の間の路線だから、戦後開通かと思ってた
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最終更新:2024/04/24(水) 03:00
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