床田寛樹とは (トコダヒロキとは) [単語記事]

床田寛樹（とこだ　ひろき、1995年 3月1日-）とは、兵庫県出身のプロ野球選手（投手）である。現在は広島東洋カープに所属。

概要

小学校から野球を始める。

箕面学園高等学校では、1年夏からベンチ入りする。大阪大会5回戦が最高で、甲子園大会出場はなかった。

中部学院大学では、1年春からリーグ戦に出場。入学当初130km/hだった球速も、身体強化で140km/h代に上昇。2年には明治神宮大会に出場した。3年秋からは主将となった。3年春と4年春には岐阜リーグでベストナインを受賞した。

2017年（1年目）は開幕から先発ローテーション入りし、4月5日の中日ドラゴンズ戦でデビュー。4月12日の読売ジャイアンツ戦では7回5失点でプロ初勝利を挙げた。ところが4月中旬に左肘に違和感を覚え、左肘内側筋筋挫傷と診断され、7月にトミー・ジョン手術を受けたため、1年目は3試合のみだった。

2018年は一軍登板はなかった。

2019年は3月30日の巨人戦で2年ぶりに一軍登板する。4月6日の阪神タイガース戦では6回2失点で2年ぶりの勝利投手となった。その後は監督推薦でオールスターゲームの出場選手に選出され、第2戦に登板した。ほぼシーズンを通して先発ローテーションに定着、規定投球回数にはわずかに届かなかったが、25試合の登板で7勝6敗を記録した。

2020年も開幕から先発ローテーション入りしたが、安定感を欠いて8月頭に二軍落ち。9月に復帰後はQS率が改善されたが、15試合で5勝8敗、防御率4.93と苦しんだ。

2021年も開幕から先発ローテーションに入ったが、6月に二軍落ち。8月29日に一軍に昇格すると、9月は3勝1敗、防御率0.93と活躍し、月間MVPを受賞した。16試合の登板で5勝を挙げた。

2022年は前半戦だけで自己最多の8勝を挙げたが、8月3日の横浜DeNAベイスターズ戦で打席から走った際に右足関節を骨折し、このシーズン中での復帰はなかった。16試合の登板で8勝6敗、防御率2.84だった。

2023年は24試合に登板し、自己最多の11勝を挙げた。10月1日に1試合だけ中継ぎで登板しているが、逆転を許して敗戦投手となっている。