府中市（東京都）とは (フチュウシとは) [単語記事]

概要

東京都のほぼ中央にあり、人口は約25万人。
東京都内では、東京23区・八王子市・町田市に次いで4番目に多い。
市の南境を多摩川が流れ、南部を多摩川低地、中央部から北に武蔵野台地が広がる。調布市と似てるとか言うな

東京都下の地味な都市の一つであるが、東京競馬場や府中刑務所があり一部の方々には有名。
東京都内では珍しく古代から栄えた土地であり、大國魂神社を代表として数多くの史跡が存在する。

都内への通勤圏ではあるが、サントリーや東芝（双方社会人ラグビーの強豪チームであり、府中市に拠点を置いている）などの大企業の工場が多くあり働き口が多い。そのため、夜間人口と昼間人口がほぼ同一という、近隣の都市とは違う特徴を持っていたりする。

また、工場などの跡地にマンションを建設するのが活発なので全国でも珍しい少子高齢化の進んでいない都市である（筆者の通っていた市内の小学校、中学校共に総クラス数が現役時よりも各学年2クラスほど増えている）。

「ほっとするね、緑の府中」というコピーを採用しており、市旗も緑色である。

まず、「府中」の意味だが、律令国家の国府所在地（現在でいう県庁所在地）を意味する地名で各地に存在する。
東京都の府中市は、大化の改新以後に武蔵国（埼玉県と東京都と神奈川県の一部）の国府が置かれていた。
（広島県の府中市・府中町も、備後国・安芸国の国府所在地。）

国府設立以降は関東の中心の一つとして栄え、古代の重要な街道の一つ鎌倉街道が市内を通ってる。
江戸時代は、五街道の甲州街道の宿場町として栄えた。
1954年 4月1日、北多摩郡の府中町・多磨村・西府村が合併して府中市が誕生した。

東西を走る京王線と、南北を連なる南武線及び武蔵野線が通ってる。

国府所在地としてここを中心として交通網が発達し、現在でも交通の要衝である。

東京都の区市町村
区部	板橋区　-　足立区　-　北区　-　練馬区　-　豊島区　-　荒川区　-　葛飾区　-　中野区文京区　-　台東区　-　杉並区　-　新宿区　-　墨田区　-　千代田区　-　中央区　-　江戸川区渋谷区　-　江東区　-　世田谷区　-　港区　-　目黒区　-　品川区　-　大田区
多摩地域	昭島市　-　あきる野市　-　稲城市　-　青梅市　-　清瀬市　-　国立市　-　小金井市　-　国分寺市小平市　-　狛江市　-　立川市　-　多摩市　-　調布市　-　西東京市　-　八王子市　-　羽村市東久留米市　-　東村山市　-　東大和市　-　日野市　-　府中市　-　福生市　-　町田市　-　三鷹市武蔵野市　-　武蔵村山市
西多摩郡	奥多摩町　-　日の出町　-　瑞穂町　-　檜原村
島嶼部	大島町　-　利島村　-　新島村　-　神津島村　-　八丈町　-　青ヶ島村　-　三宅村　-　御蔵島村小笠原村